今日は雲がちな一日。
さて経緯台化したAM5とケンコーSE120の組み合わせ。
経緯台にこだわった理由のひとつに覗く位置の分かり易さをあげたのですが、もう少し詳しく説明しておきます。
まずはハイブリッド観察用フリップミラーを上のように接眼レンズが水平に出るように配置します。
すると水平方向・天頂方向は上のように高さが変わるだけです。
(このセットでは水平方向の接眼レンズ高さが71cm、天頂方向では96cmでした。)
このくらいの高さの椅子を用意すると、天頂から水平まで座ったまま接眼レンズの回転無しで覗くことができます。
もちろん水平方向の回転により架台を中心に椅子の位置を移動する必要がありますが、赤道儀のように鏡筒の向きによって接眼レンズの向きが変わることがないので接眼レンズ(=フリップミラー)の向きの調製が不要です。
特にハイブリッドで観察する場合、フリップミラーを回転してしまうと後で画像の方向が分からなくなりますし、フラット補正ができなくなってしまうのでかなり致命的です。(まあハイブリッド観察でフラットまで補正することは少ないかも知れませんが・・・)