ケンコーSE120 三番勝負 R150S編 その1

今日は晴れのち曇りで、ゆっくり下り坂のようです。

さて昨晩は良い天気。

入院中の二晩も昨晩以上に良い天気で恨めしく思っていて、その前は薄雲があったり月があったりと、ゆっくり星が見られていないこともあり、

右目はまだ本調子では無いもののどうにも我慢がならずじっくり星空さんぽをしてしまいました。

ほとんど防寒らしい装備をしなくても外に居られるよい季節でもあります。

さて昨晩使用した機材はケンコーSE120(D120mm/f600mm)+経緯台仕様のAM5のハイブリッド観察システムです。(写真右)

ただこれだけで観るのももったいないので、ポルタ式経緯台に載せたR150S(D150mm/f750mmニュートン)で煮え方の比較をしながら様々な天体を見ました。

実はSE120をハイブリッド観察システムのメイン鏡筒にしたものの、手持ちの他の鏡筒と比べた時にどのような得失があるのか試してみたかったのです。

幾つか比較用の候補があるのですが、まずは口径的に一廻り格上の15cmF5ニュートン反射と比較してみることにしました。

同口径の反射と屈折とでは屈折が勝り、同レベルの見え方を望なら反射はひと廻り大きくする必要がある、というところも検証したいと思っていたのもあります。

何だかんだと5時間くらいの間に18個の天体を比較観察しましたので、天体の種類毎に見え方の違いなど紹介したいと思います。

まずは球状星団

昨晩観たのは。さそり座M4、へび座M5、ヘルクレス座M13 (写真はM4)

いずれも口径ミリ倍(口径150mmなら150倍)にして観ると、一見星雲状、よく観察すると細かい星の集団であることが分かる感じで、M4は肉眼望遠鏡を覗いて見るとこんな感じです。

長時間スタックした写真と比べるとがっかりですが、どちらも予想外に良く見え星の大集団であることが見えます。

充分比較しないと大きな差は感じられませんが、口径が大きなR150Sが微光星まで見えて倍率が高い分迫力があるように感じました。 (続く)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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