コンデジで天体写真を撮ろうⅡ その19

今日の昼間はスッキリしない天候だったのですが、夜になって晴れてくれました。

ここのところ曇りがちプラス満月前後の月があったので、きれいな星空を
見ることができなかったのですが、下弦前の月が昇るまでの間、しばらくぶりに
星空を楽しむことができました。

当然ながら「その18」で紹介したオライオン社のミニEQ赤道儀にラプトル
60の鏡筒を載せたシステムでの試写をしてみることにしました。

赤道儀をモータードライブすることにより、長時間露光しても星が流れずに
撮れるという目論見です。

キヤノンのS95はローライトモードではISO感度を12800まで上げることが
できますが、この場合露光時間は最長1秒までしか設定できません。

一方、マニュアルモードではISO感度は最高3200ですが、露光時間を15秒
まで設定することが可能です。

これはISO感度12800で露光時間1秒の約4倍の露光量になるわけです。

また、星の追尾が正確にできれば、たくさんの画像を撮影してあとから加算
合成することによりさらなる感度アップを図ることができます。
(経緯台でもたくさんの画像を撮って合成することは可能ですが、枚数が多く
なるほど視野周辺の画像の乱れが大きくなります。)

そろそろシーズン末で見納めに近いM42(オリオン大星雲)を撮影して見ました。

 

ISO感度最高3200、露光時間(15秒×4枚+3.2秒×4枚)コンポジット
合成F2.3、合成焦点距離653mm(35mm判相当)

モードラのバッテリーが切れかけていて追尾がうまくいっていないですが、
「その14」(3月12日)に紹介したISO感度12800で露光時間1秒の画像
よりも星雲の細かいところがかなり良く写っているのがわかるでしょうか?

次にしし座の系外銀河M65とM66のペアです。(15秒露光4枚合成)

 

こちらも「その16」(3月15日)の画像と見比べて頂ければと思います。

前回の画像は「何とか写った」というレベルでしたが、今回はかなりそれ
らしく写っていますし、前回には存在がほとんどわからなかったもう一つの
系外銀河(NGC3628)も写っているのがわかります。(構図が悪くて恥ずかしい
ですが「Star*Party」の文字の上側にうっすらと見えます。)

当然と言えば当然ですが、経緯台では見えなかった世界がわりとあっさり
見えるようになります。

続く・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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