今日はまた曇りに逆戻り・・・
さて一昨晩の好天、懸案のひとつであったフィールドスコープSA401でのコリメート撮影への挑戦です。
当初AZ-GTiへの搭載を検討していましたが、安定性とフィールドスコープの後に使う鏡筒を考えより頑丈なAM5赤道儀に載せて使うことにしました。
コリメート撮影の円形写野でうまくプレートソルビングやライブスタッキングが働くかどうかも確認したい重要なポイントです。
上記のセットとASIAIRminiを組み合わせてピント合わせや極軸調製ができるかも心配なところでした。
結果は難なくクリア!!
超ド定番ですがM27(あれい状星雲)です。
ピントはあまり真面目に追い込んでいませんが、観察レベルならこれくらいでも我慢の範囲かと・・
むしろレンズのセンタリングが良くなくて右端が暗くなっています。
20倍相当の視野なのでそれほど大きく写りません。
ならば、ということで狙ったのが北アメリカ星雲。
上弦過ぎの月明かりの中、予想外に淡い星雲も良く写ります。
散開星団はわりと短時間でも観察可能です。
アンドロメダ銀河も肉眼で見るよりはるかに良く見えてきます。
天体写真専用レンズのように鋭い星像にはなりませんが、記録レベル、観察レベルならフィールドスコープでのコリメート撮影もそこそこ楽しめそうですし、しっかりした架台と組み合わせれば眼視と電視を切換ながら観察をすることもできそうな気がします。
いつもたのしく拝見しています。縮小コリメートを装備して円形視野でプレートソルブ成功とのことですが、導入の正確さはAM5のgoto精度の良さということでしょうか。それとも、フレートソルブが起動して、微調整で最終的に天体を中央に導入してくれるのでしょうか。ここが一番知りたいところです。
自身の機材で確認すれば良いのですが、ここのところ天候が不順でやきもきしています。お時間ありましたらご紹介ください。
細川さま
AM5の精度と言うよりASIAIRのプレートソルブ機能の優秀さだと思います。
センサー画面の中心と円形写野の中心が合っていないので微妙にセンタリングがずれているのがご愛敬です。
ASIAIRはセンサーの中心に対象をセンタリングしてくれるのですが、細川さんのようなセンタリングのしっかりしたアダプターでないので取り付けるたびに微妙なズレが生じてしまうようです。
AM5の単独gotoだと極軸をしっかり合わせても65倍で何とか対象を視野に捉えられる程度ですね。