今日もスタパ周辺は良い天気です。
さて今日はCMOSカメラASI585MCとm4/3用レンズを組み合わせ
る場合の欠点回避策のもう一つの手法を紹介します。
上はスタパにあるフォーサーズ用レンズZuikou50-200mm/F2.8-3.5です。
このレンズ、カメラに取り付けなくてもマニュアルフォーカスが可能ですが、m4/3でないためm4/3のマウントに取り付けるにはアダプターが必要になります。
このアダプターの中にフィルターを組み込めば欠点を二つとも回避できます。
31.7径UV/IRフィルターの外周にクッションテープを巻き付けてマウントアダプターにはまり込むようにとりつけます。
強いショックを与えなければ脱落することがないよう、脱落してもカメラ側に落ちないように設置してあげればよいです。(もちろん自己責任での扱いですが・・)
機材としてはほとんどレンズの重さなのでAZ-GTiにのせてオートガイドなしで撮影してみることにしました。
とりあえず望遠端(200㎜)で北アメリカ星雲を・・
画角が少し狭いのと、スタックがうまくゆかなかったので100㎜/F3.2 にて撮影しました。
北アメリカ星雲とペリカン星雲が写ります。
上はスタック中のスクリーンショットですが、現場でも画面に十分星雲が浮かび上がって楽しめます。
網状星雲も全貌を捉えることができ、いわゆる「い」の形の対を写すことができました。
アンドロメダ銀河も全貌を・・・
プレアデス星団も余裕で全体を捉えることができます。
小さな天体向けではないですが、大きな広がりを持った星雲星団向けのセットとして十分活用できそうですし、システムが小さいので気軽に使うことができそうです。