今日は少し雲のある天候が終日続きました。
薄雲を通しての観察会は今ひとつバエませんが何とか一通り見ることができました。
スバルもはじめから滲んで写ります。
さて新規投入のCMOSカメラASI678MCですが、ほとんどいきなりですが通常のスタパ観察会で実戦投入です。
木星を眼視観察した後にカメラに切り替えて惑星ライブスタックモードで画面上に木星を映し出します。
薄雲+悪気流で写りはボヤボヤですが、画面に大きく映る木星はなかなかの迫力です。
昨晩はNeptune-CⅡとの撮り比べを少ししました。
オリオン大星雲(M42)の中心部のクローズアップも気流がよければもっと綺麗なんだろうかと・・・
上のM42の中心部の拡大切り出しがこちら・・
そしてNeptune-CⅡで同様の部分の切り出しがこちら、、
ASI678MCは冷却カメラかと思うほど輝点ノイズが少ないのがわかると思います。(拡大しないと分からないかな・・)
ただしASI678MC、ピクセルサイズが小さいのであまりディープスカイ向けの高感度カメラではありません。
上のオリオン星雲は低めのゲインで撮影したのでかなりなめらかに写っていますが、ゲインを高くすると砂嵐状のノイズが乗って見苦しい画になってしまいます。
上はエスキモー星雲ですがゲイン350で撮影しているのですが、撮影のしかたや処理のしかたにもよるかも知れませんが、ザラザラ感が少し気になります。
あまりゲインを上げない範囲で二重星や明るめの惑星状星雲をクローズアップして観察するのには威力を発揮してくれそうな気がします。
スタパオーナー様
COMSカメラの比較テストを興味深く読ませていただいています。
私も Neptune-CⅡ で電視観望していて、ダイナミックレンジをさらに
拡大しようと考え、ピクセルの大きなCOMSカメラを購入しましたが
私の使い方では、解像度が低く、感度も今一つで使用を中止しました。
代わりに、Neptune-CⅡのアップデート版の Neptune 664C を注文しました。
従来モデルと比べ、感度、ダイナミックレンジ等が改善されている様なので
期待していますが、他の機材との相性もあり、実際に使用するまで効果は
判断できません。
COMSカメラ選びは、難しいですね。
大石さま
Neptune-CⅡが新バージョンになっているのですね。
SONYの464から2世代後のセンサーは期待できますね。
おっしゃるとおりCMOSカメラ選びはやってみないと分からないので難しいですね。