今日もスタパは良い天気。
明日の朝に満月を迎える月が夕刻には東の空に、アースシャドウが見えるほど空気が澄んでいます。
と言うことで今夜は限りなく満月に近いとても明るい月が野山を照らします。
こんな夜はあまり星が見えないことが多いのですが、ことのほか空気が澄んでいるときは意外に暗い星まで見えたりします。
眼視でも充分楽しめる惑星や二重星。
そして明るめの星で構成される散開星団(写真はNGC457:通称ET星団)なども良く見えますし、
電視観察と組み合わせると肉眼見るよりはるかに暗い部分まで見ることができる天体もたくさんあります。
上のオリオン大星雲(M42)はもちろん下のアンドロメダ銀河(M31)なども月明かりの下では眼視ではとても見えない部分まで良く見えてきます。
ここで紹介した天体の画像はいずれも今日の観察会で観察して頂く傍らでリアルタイムに撮影したものです。
満月前後だと、ただ寝っ転がって満天の星空を楽しむのには不向きではあるのですが、天体望遠鏡で電視観察を組み合わせて観察するのであれば、観察する対象にそれほど困ることがなくなって来た気がします。