Onstep化GP赤道儀を使う その3

今日雲がちな天候でしたが、夜遅くなって何とか星の見える天候になりました

さてOnstep化したGP赤道儀、オートガイドの撮影で昨日はあまり良い結果にならなかったのですが、子午線を反転させ南中の前の天体に向けたあとアライメントをやり直したらかなり安定してガイドしてくれるようになりました

ご機嫌なときは上の写真のように1”くらいの精度でガイドしてくれます

30sec×32stackでのM81-82です

しっかりガイドしてくれるのに気を良くして2分露光でM101(回転花火銀河)を・・

2分露光×16stackでも星がブレずに撮影できています

さらに気をよくして・・・

M51(子持ち銀河)を2分露光×32stack(トータル1時間4分)という長時間撮影をしました

ここまでの長時間露光はタイムラプスの星景写真を除けば初めてかも知れません

少し毛色は異なりますがふたご座の惑星状星雲NGC2392(エスキモー星雲)です

10sec×32stackですが中央部の等倍切り取りでこの星雲らしい姿を捉えることができています

南中後の天体の撮影については今後の課題ですが、眼視用赤道儀と割り切って使用していたGP赤道儀で500mmオーバーの焦点距離の撮影をここまで安定してできるのは嬉しい限りです

最新の自動導入架台を用意しなくても(新品を買うよりも大幅に)安価な部品追加でできるのはありがたいですね

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天体写真, 天文関係, 望遠鏡・機材 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください