スタパ周辺は今日も良い天気でした
さてビクセン6×30の古いファインダースコープを改造した電視ファインダー、CMOSカメラとしてとりあえず遊んでいる(当面使い道のない)SV305うぃ取付けて実証テストをしたのですが・・
・センサーが小さいので視界が狭め
・やはり感度が今ひとつ
・原因不明ですが安定性が今ひとつ
といった不満点が出てきました
ならばカメラのグレードを一段上げてNeptune-CⅡにしたらどうかと検証してみることにしました
Synscanのアプリを赤道儀仕様にして、経緯台モードにして使っている弊害か子午線付近での動きが何か怪しい(アライメントがかなりいい加減なのが原因かも知れないですが・・・)
子午線を大きく離れたところではわりとサクサクプレートソルブが効いてくれました
この辺もう少し使い込んでバグをつぶしてゆかないといけませんね
Neptune-CⅡを使用してもスタックして出てくる画像がそれほど綺麗なものにはならない気がします(上がしし座のトリオ銀河M65-66-NGC3628、下がおおぐま座の子持ち銀河M51です)
電視観望という視点では口径30mmのファインダー用レンズというのは少し非力すぎるのかも知れません
まあ今回の目的は導入支援のための電視ファインダーとしての機能なので、眼視用望遠鏡のほうにキッチリ導入できればOKです
眼視用のほうは47倍で少し視界が狭いので上のトリオ銀河は同時に2個(M65-66)しか見えませんでしたが12.5cmの望遠鏡でも視野内に天体があることが確認できました
上のおおぐま座回転花火銀河(M101)も微かですが12.5cmで見えました
非常に淡い天体でもキッチリ中央に導入していくレるのはありがたいです
確かに中央付近にあるはずと信じて見ると微かに分かると言ったレベルなので、手動で導入したときに見つけられるかどうか・・・という意味で電視ファインダーの効果は大きいと思います
上も同じくおおぐま座のふくろう星雲(M97)ですが、この星雲も輝度が低く見つけるのに苦労することの多い対象ですがしっかり見ることができました
実際に運用していてWindowsPCを使ってSynscan、Stellarium、SharpCapという3つのアプリを駆使してというのが何とも重々しい感じがします
ZWO縛りを逃れるための試行でもあったのですが、何だかんだZWO縛りに甘んじてASIAIRを使った方が気楽な気がします