ようやくLX200-20(F6.3)の出動 part4

今日は雨の一日で星は見えません

さてポン・ブルック彗星に出逢えた4月1日、プチ遠征からスタパに戻っても透明度がわりと良くLX200-20(F6.3)の出動となりました

当日は先日の課題であった片ボケを解消するため接眼部を3点止めの高級タイプに変えてのトライでした

上のセット(AM5赤道儀)で撮り始めたのですが、風が強すぎてガイドが全く安定しない状態でそのまま撤収をしようかと思ったのですが・・・

とりあえず接眼部の改良により片ボケは解消できているようですが、どうも光軸が狂っている感じでした

どうせ撤収ならその前に光軸修正をしてしまえとフードや銀巻きを外して光軸修正をしました

で、光軸修正後にテスト撮影したりょうけん座の球状星団M3がこちら

お~、ハッキリ言って化けましたね

フードを付けないので風の影響が軽減され星団なので短時間露光ということもあるのですが片ボケも解消され、中心像の解像度がだいぶ改善しているように思います

気を良くしてオートガイドの動作確認もかねて長時間露光に挑戦

おおぐま座回転花火銀河M101です

120秒×32スタック(総露光64分)というスタパとしてはかつて無い長秒露光です(HⅡ領域の赤い色が見え始めています)

ついでにかみのけ座の銀河NGC4565です

こちらは月が昇ってしまったので120秒×4スタックで打ち止め

それでも露光が短いぶん星像がシャープで、銀河の構造も垣間見られます

まあ最新式の高級機ほどの写りではないのですが、ここまで写るならちょっと楽しみになって来ました

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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