月の撮影システムを見直す

今日は薄曇りの一日

夜はおぼろ月で一等星がかろうじて見える天候でした

さてここ数年、できる範囲で毎日見える月の撮影をしてきたのがこちら

タカハシ製FC65(D65/f500mm)の直焦にm4/3のカメラ(ここ1年はOM-1)+ケンコースカイメモS赤道儀仕様です

一枚撮りで月を撮るのには可も無く不可も無くといったお手軽仕様と言えます

だだし最近になってCMOSカメラの画像をSharpCapで撮像することによりさらに良い画像が得られることが分かってしまいました

昨年入手した高精細の惑星用カメラ(ASI678MC)も惑星がシーズンオフの時期は出番が無いので活用したい・・・

ということで組み上げたのがこちら

ウイリアムオプティクスのZenistar66SD(D66/f388mm)+ASI678MCの光学系をビクセンSP赤道儀ベースの片持ちフォ-ク式赤道儀です

バランスウエイトレスなので取り回しがとても楽です

月の直焦撮影をASI678MCで撮影するのには、センサーサイズが焦点距離388mmでちょうど良いです(500mmだと少しキツキツで運用しづらいです)

このシステムで今日写したのがこちら

冒頭のOM-1での一枚撮りと大きな違いがわかると思います

特に今夜のようなおぼろ月ではPC上でスタックすることによりコントラストが飛躍的に高くなり差が大きくなるようです

望遠鏡と一緒にPCも持ち出さないといけないので少し面倒ですが画像の出来上がりをみるとその価値はありそうです

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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