アトラス60紹介

 

今日はアトラス60がどんな望遠鏡なのか、ラプトル50と比較しながら
紹介してゆきます。

 

アトラス60は口径60mm、焦点距離800mm(口径比13.3)とラプトル50(口径50mm、
焦点距離600mm)より一回り大きくなっています。
口径比がラプトルのF12より大きくなっていて、もちろん日本製。
シャープな像が期待できます。

たった1cmの違いと思われるかも知れませんが、集光力は1.4倍も違います。

 

架台は上下・水平軸とも微動装置付きの本格的なものです。
80mmクラスの鏡筒用に作られた架台なので相当安定感があります。
微動装置のないラプトル50に比べクランプ(固定ネジ)の操作が必要なぶん
操作が煩雑で、直感的に使えないというデメリットはあります。
でも、使い慣れてしまえば、ピント調整やちょっと触れたくらいでは鏡筒が
動かないので却って気楽に操作ができると思います。

 

付属品はラプトル50と同様、アイピース3本と天頂ミラーですが、
ラプトル50で省略されていた三脚トレーが付いているので、観測中に
ちょっとアイピースを置いておきたいときにとても重宝します。

アイピースはK20mm(40倍)、f12.5mm(64倍)、Or6mm(133倍)で、ラプトル50の
K20mm(30倍)、f12.5mm(48倍)、f8mm(75倍)と比べ高倍率の仕様になっています。
最高倍率の133倍にはかつては高級品であったOr(オルソ)が設定されていて、
発売元の良心が感じられます。

付属アイピースはラプトル50と同様、24.5mm規格のものですが、
接眼部は31.7mmに対応したもので31.7→24.5変換アダプターが付属しています。

31.7mm仕様とすることで、拡張性や応用性が格段に広がりますので、
ありがたいチョイスだと思います。

 

天体の導入はラプトルと同様、鏡筒に取り付けられた照準金具で行います。
明るい天体ならへたなファインダーよりもはるかに快適に導入ができます。
対物側の照準には夜光塗料が塗られていて改善が進んでいることが伺えます。

さらに後からオプションでファインダー取付ができるよう、取付ネジが
初めから付いている点も親切だと思います。

 

三脚は2段伸縮式の金属パイプタイプです。
小学生が使うことを前提としたラプトル50の直脚は大人が使うのには少し
低くて、不自然な姿勢になることが多いですが、こちらは適切な
長さに調節できて快適です。

取説はA4で6ページ分とかなり詳しく組立から使い方まで解説されています。
さらに定価1000円の星空ガイドブックと星座早見盤まで付いています。
A4、3ページの取説のみのラプトル50と比べるとかなり豪華で、
よりハイレベルの観察ができるようにしてほしいという発売元の意気込みが
感じられます。

以上、アトラス60の概要を紹介しました。
ラプトル50と並べてみるとそれ程の違いは感じられないのですが、
細かく見ると、3倍の価格差の違いは伊達では無いように思えてきます。
あとは見え味の違いで評価すべきところでしょう。

実際の見え味や使い勝手については、また後日ご紹介させて頂きます。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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