今日は日中やや雲が多かったのですが夜になって晴れてくれました
昨日から某高校天文部の皆さんで貸切のスタパ
結構ハイレベルでスタパの機材を使って撮影してみたいとのこと
ここしばらく小型機でディープスカイ天体の撮影をしていなかったため、昨日はこのセットでリハビリ
AZ-GTiにSharpstar50EDを載せ、0.8×レデューサーを介してASI585MCを組合わせます
ノートPCからSynscanProとSharpCapで制御、ダークなし極軸合わせ無しでとりあえず幾つか撮影
観望レベルならとりあえず何とかなりそうで、うろ覚えですが何となくセッティングができました
このあたりの作業がサクサクできているうちはボケてない!!って言い張れるかな・・・
さて昨晩は今シーズン初の木星撮影をしました
まだ高度が高くないのでシーイングは並み以下でしたが、眼視で見たよりは綺麗に写った感じです
今シーズンの木星はとても高く昇るので観測が楽しみです



スタパオーナー様
大石です。
今回のコンパクト電視観望システムは興味深いですね。
私は、ミューロン210+SXD2赤道儀+コリメート収縮光学系で
電視観望していますが、PCや電源も含め自宅の庭に持出すにも
年齢のせいか、負担を感じてきました。
今なら Seestar S50 などのスマート望遠鏡のような手軽な機材も
ありますが、もう少し自分の操作の余地をの残したコンパクトな
機材を考えていました。
ご紹介の機材による画像の露出時間、その他の使用感をお聞かせ
いただきたいと思います。
大石さま
こちらのシステ厶は電視観望を初めた比較的初期(コロナの頃)に確立したものです。
ご指摘のようにSeeStarのようにすべてお任せではなくカメラ、鏡筒、フィルタなどを自由に組み合わせられるので、ある程度スキルがある方ならばお気楽観望に持って来いのシステムだと思います。
フィルタワークによってはアクロマートの鏡筒でも十分楽しめるのでリーズナブルでもあります。
作例はダークさえ撮らずにgain250,15secの8〜32スタックです。
観察会などの現場レベルでは充分許容範囲なのではないかと思っています。
極軸合わせもかなりいい加減で、架台をホームポジションにした状態で、鏡筒のファインダーで北極星を中心に合わせるだけです。
ShapcapやASIAierなどのプレートソルブで目標天体がピタリと導入できますし、15〜30sec程度の露光時間ならしっかりスタックしてくれます。
作品レベルを狙うのならダーク・フラット処理、精密な極軸合わせ、オートガイダーなどが必須でしょうが、お気楽観望なら上記の手法でも十分快適に楽しめます。
ご参考まで。
スタパオーナー様
詳しい情報ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
オーナー様、
今年の木星は、シーイングの良い日は25cmニュートンでものすごく良く見えます。
シーイングの悪い日はもっぱらラプトル60の出番です。
しかしラプトルはつくづくよく見えますね。シーイングが悪く、25cmだと気流の乱れで像がはっきりしない時でも、6cmだと木星の模様が小さいながらもシャープに見えてきます。
シーイングの良い時に倍率を116倍まで上げれば、縞模様のうねりまではっきり見えてきます。
この鏡筒のレンズは、国産の久保田光学ですね。笠井トレーディングのJスコープ80sも同じですが、両者とも研磨のレベルが相当高いと思います。
近年中国製のレンズも相当よくなってきましたが、改めてラプトルやJスコープの木星像を見ると、違いがわかります。
しかもこの性能でこの値段は反則(笑)ですね。高額で高性能な鏡筒はいくらでもありますが、ラプトルのような値段でこの性能、これはやはり凄すぎるとしか言いようがありません。初心者用となっておりますが、ベテランが使っても十分納得のいく性能です。
特に悪シーイングの中での惑星の観望にうってつけで、冬場に限って言えば私は一番使用頻度の高い望遠鏡です。
小澤さま
いつも有益な情報をありがとうございます。
常々思うのですが望遠鏡って大きいほど良く見える(ことが多い)のは事実なのですが、
小澤さんがおっしゃるとおり気流の悪い日にはガッカリな結果になるし、準備や片付けが面倒です。
小さい望遠鏡は手軽で気軽に使えますし、価格100倍違っても見え方が100倍違うわけではなく、
せいぜい10倍も違わないのがほとんどではないかと思います。(暗い天体だと0:100の違いのときもありますが・・)
6cmには6cmの、10cmには10cmの見え方での楽しみがあるように思います。
この望遠鏡はどんな見え方をしてくれるんだろうと、いつもワクワクしながら楽しむことにしています。
オーナー様、
おっしゃる通り、大きな望遠鏡と小さな望遠鏡の使い分けが楽しいのです。
暗い星雲星団は口径の大きな望遠鏡の真骨頂です。特に系外銀河などは小口径ではとても太刀打ちできません(M31は例外です)。
一方、広がりのある散開星団等は小口径屈折の独壇場ですね。屈折は低倍率の下限が無いので、例えばラプトル60ならば、30mmのアイピース23倍でプレアデスを楽しむことが出来ますし、オリオン座の小三つ星などはいつ見ても最高に美しい対象です。
以前、ラプトル60でどこまで高倍率が使えるかを試したことがありました。気流の非常に良い日に、強度のある大型の経緯台に載せて、テレセントリックタイプの2.5倍バローレンズを介在させてPL9mmアイピース194倍で木星を見たのですが、像は全く破綻せず、太い2本のベルトはやや淡いものの十分に確認できるレベルでした。アイピースを10mmに変えて、175倍にすると一気にシャープさが増して非常にコントラスト良く模様が浮き出てきて思わず手を叩きました。さらにPL12mm146倍になると、真ん中2本のベルトの凹凸感が最高で、その他淡いベルトの描写が6cmの限界まで楽しめる印象です。
結論として、この安価な6cm屈折は口径(mm)の3倍までは十分に使える高倍率性能を持っていることが確認できました。
もちろん、上には上があります。タカハシFOAなどは300倍できちんと結像する世界最高の6cmと言われていて、これにはとても敵わないと思いますが、アクロマートの性能の範囲内で考えればコスパが高く、ベテランでも十分楽しめる性能を持っているように思います。