今日は書きたいことがたくさん・・・
午前中は今年(生まれて)2回目のスノーシューツアー。
大泉清里(サンメドウス)スキー場で観光協会の研修会という形で開催されたものです。大泉地区の観光活性化のために、スノーシューを組織的に取り上げてはどうかということで、宿泊業者が集まってスノーシューを体験して意見交換をするという趣旨でした。
お客様にスノーシューをお奨めするにも、自分たちが良く勉強しておかないといけないというわけです。
まあ私とおかみは、格安にスノーシューができるということで、あまり難しいことは考えずに大喜びで参加したわけです。
サンメドウスのスノーシューコースの最大の利点は、とにかく坂を降りてゆけばスキー場に出るようになっているので、道に迷ったり遭難したりする危険性が非常に少なく安心感があるのに、ちょっとした冒険気分が味わえるところだと思います。(まだ、スノーシュー2回目の人間が偉そうに語れるはずも無いのですが・・・)
前回の時にも書いたのですが、雪の中をただ歩いて何が楽しいのかと思われるかも知れません。(私も始める前に少しはそう思っていました。)
でも、実際始めてみるとスキーの爽快感やスリルとは違った、自然との一体感のようなものを感じることができ、とても楽しいものです。来シーズンはぜひお客様にもお奨めしたいと思います。
今日は新月なのですが、エジプト、トルコなどでは日本時間の19時半ころに皆既日食を見ることができたようです。スタパがある北杜市の教育委員会が主催で皆既日食のライブ映像をインターネット経由で見ようというイベントがあり参加してきました。
私自身これまで3回ほど皆既日食を見に海外に出かけているのですが「あの感動をもう一度!」ということで参加したわけです。
ネットの回線状態が非常に悪く、なかなか現地の映像が入ってこないでやきもきしたり、やっとつながったと思ったら皆既までにはかなり間があって、皆既までの退屈さを知らない人たちや子供がザワザワ騒ぎ出したりと、少しヒヤヒヤする状況でした。
僭越とは思ったのですが、皆既日食の感動を参加している皆さん(70名くらい)にお伝えしたくて、主催者の方にお断わりして10分くらいお話をさせて頂きました。
ただ、いよいよ皆既まであと2分というときに突然回線が不安定になり映像がストップしてしまいました。衛星の回線がパンクしたようで国内ではどこもライブ映像が見られない状況になったようでした。
主催者は真っ青で、まさに皆既ならぬ怪奇日食だったようです。
日食には魔物が潜んでいるとよく言います。日食を何度も経験したベテランが観測に失敗したり、予行演習を充分にやったはずなのに失敗があったりということを良く聞きます。
ちなみに私も3回の日食観察のうち、1回はカメラのフイルムが巻き上がっていなくて全滅。1回はいい加減な機材でリハーサルもいい加減だったため、いい加減な記録しか残らなかったという魔物の被害者です。(もちろん自慢にはなりませんが・・・)
私は幸い3回とも皆既を見ることができましたが、天候に恵まれないこともあるわけで、万が一、よい結果でなくてもガッカリしないようにするというのが皆既日食に臨む時の最初の心構えのような気がします。
参加者があらかた帰ったあとに(ねばっていたら)、ようやくリプレイ映像を何とか見ることができたので、半分ぐらいは溜飲を下げることができました。
インターネットは便利なようですが、まだまだ線が細いというか発展途上なのだなと改めて思い知らされた感じです。
こんにちは。
日食中継でストリーミング担当させていただきました小池と申します。
当日、第二接触までの間、楽しいお話を聞かせていただきありがとうございました。
今回は残念ながらこのような結果になってしまいましたが、国立天文台の方で撮影した高画質の映像を入手できる事になりましたので、現地に行かれた研究員さんと北杜市から行かれた方が15日以降に報告会を行ってくれることになりました。
日程が決まり次第、北杜市のほうからDMを送らせて頂きますので、もしご都合が合いましたらこれにこりずまたいらしてください。
追伸:
当日中継されるはずだった第二接触~第三接触までの動画です。
http://www.south-alps.jp/misc/eclipse2006-turkey_1.wmv
小池さん
当日は本当にお疲れ様でした。あの状況では傍から見る以上に気を使われたことと思います。
また、リベンジ報告会の情報や皆既中の動画の情報を頂きありがとうございます。
報告会にはぜひ参加させて頂きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。