日の出光学の双眼鏡 <ヒノデ6×30-B2>

今日は何となく霞んだ天気・・・

 

そろそろ下り坂かな・・・

さて、今日は日の出光学の双眼鏡「ヒノデ6×30-B2」(以下B2)を紹介します。

この機種はこのブログでも紹介した、「ヒノデ6×30-B1」(以下B1)の
モデルチェンジ版です。

B1はもともとアメリカの高級双眼鏡ブランド「LEUPOLD(ルポルド)」の製品です。

ちょっとややこしいのですが・・・

生産国は中国ですが、日本のしっかりしたOEMメーカの工場の製品で
生産しルポルドブランドで米国で販売していたものを逆輸入する形で
日の出さんで販売していたようです。

ところがルポルドがこの製品の販売を終了し、金型類の占有使用権も破棄(?)
されたため日の出ブランドで販売することができるようなったとのことです。

 

このため外観上はB1もB2もほとんど違いがありません。(左:B1、右:B2)
(ロゴの違いと指が掛かる部分の滑り止め部分くらいしか違いがないです。)

基本的に光学系も同じですが、10万円を超える高級ダハ双眼鏡に使用されて
いるものと同等の高級なコーティングにバージョンアップされています。


(上:B1、下:B2、B2のほうが反射率が低いのがわかります)

以前B1のレビューでも紹介したように、もともと見え味は抜群に良いです。

日の出の製品に共通して言える「スッカーン!」としたヌケの良い見え味は
もちろん、特にB1の場合は良像範囲が広く気持ちよく長時間眺めている
ことができます。

B2はその見え味にさらに磨きが掛かったという感じです。

ただ、その違いはサイドバイサイドで注意深く見比べてようやくわかる程度
(少なくとも私には・・)ですのですでにB1をお持ちであれば、あえて買い
変える必要はないレベルだと思います。

特に夜に星を見るというシーンではほとんど違いがないといって良いほどの
見え味です。

唯一B2のほうが断然良いと思えたのは昼間屋外で使用したときです。

B1・B2の光学系はアイレリーフ(接眼レンズと瞳の距離)が充分に長く
作られていてたいへん覗きやすいのですが、昼間使う場合にこれが仇となり
目と接眼レンズの隙間から斜め後ろの光が入り込み接眼レンズに反射して
視野内のコントラストが下がるという現象が起きます。


   (左:B1、右:B2)

そういった状況で比較するとコーティングの高級なB2のほうが圧倒的に
迷光が気にならずに良く見えます。

夜でもスタパのように暗い場所ではなく、周りに灯りがたくさんあるような
場所で使うときには大きな差が出るかも知れません。

B1からB2にモデルチェンジして売値は4000円ほど高くなってしまった
のですが、自分たちが欲しい製品を作るという日の出スタッフの思い入れが
妥協しないスペックに込められているのだと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 双眼鏡, 天文関係, 望遠鏡・機材 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください