相変わらずの梅雨空ですが、今日はほとんど雨が降りませんでした。
スタパ前の畑は急ピッチで苗(たぶん白菜)を植え付けています。
さて今日は夏至でした。
ということで夏至に関する蘊蓄(うんちく)を少し・・・
夏至というと一般には(日本では)一年のうちで一番昼間の時間が
長い日認識されていると思います。
一年のうちで一番太陽が高く上がる(南中高度が高い)日でもあります。
で、良く勘違いされるのが、一年のうちで一番日の出が早くて、
日の入り遅いというものです。
今年の場合ですと(東京付近では)一番日の出が早いのは6月13日。
また一番日の入りが遅いのは6月30日で、夏至からそれぞれ1週間
以上ずれています。
なぜかというのを説明していると長くなるのでここでは省略しますが、
一番長い=一番早い・遅いではないということを覚えておいて下さい。
星を見る趣味の人間から見るとこの時期は夜が短くて本当に困ります。
普通の方は夜の間、太陽が地面の下のどのあたりを通過しているか
なんてあまり考えないと思うのですが、この時期の太陽はあまり深く
地平線下に沈まないのです。
北欧など緯度の高いところでは太陽が沈んでも薄明が終わらないまま
昇ってしまう白夜になるので分かりやすいです。
この時期スタパ周辺では薄明の終了が20:56、開始が2:41なので暗い
星の観測ができる時間は6時間弱しかありません。
また短いだけでなく夜が浅いので、深夜になっても何となく星空が
締まって見えないような気がします。
でも、梅雨時なので星が見えない日のほうが多くて、晴れても夜が
短いのでこの時期の星空は本当に貴重なものだということになり
ますね。