オリンパスE-M10で遊ぶ  -その2-

今日も良い天気。

141227yama

透き通った冬景色を楽しめました。

さてここのところお散歩カメラとなっているオリンパスOM-D E-M10
(以下E-M10)ですが、お気に入りのレンズはオリンパスの単焦点レンズ
25mm/F1.8です。

141227EM10

m4/3規格で25mmということは35mm判換算では50mmの焦点距離と同等
ですので、いわゆる標準レンズと呼ばれるカテゴリーのレンズです。

眼で見た大きさが自然に写野角に納まるということで標準レンズと
呼ばれていたようです。

昔は一眼レフカメラを買えばこのレンズが付いてくるのが普通で、
誰もが最初に使うレンズだったのではないかと思います。

カメラレンズは標準に始まり標準に終わるともいわれていて、永く
写真を趣味している人がいろいろなレンズを使ってきたあとに、
標準レンズに戻ってくることが多いということのようです。

私はその域に達しているわけではないのですが、ズームレンズを
使うのが当たり前になっていた自分にとってはとても新鮮に感じる
再発見でした。

ズームレンズを使うと、自分が撮りたいと思った物をズームリングを
回しながら調整して撮るのですが、単焦点だと予め画角を想定して
この範囲をこう切り取ろう・・と考えながらカメラを向けます。

うまく切り取れないときは自分が前後して納得の行くフレームで
シャッターを切ります。

ファインダーを覗く前も後も、どんなふうに切り取ろうか考えながら
シャッターを切るので、ズームレンズの時よりもとても写真を撮って
いるという気がします。

141227yuki

うーん・・・、文章でこの感覚を表すのは難しいですね。

ズームレンズよりもカチッとした絵が撮れるのも気持ちがよいです。

141227stapa

それとE-M10の機能で2倍デジタルズームという機能が設定でボタン
ひとつで切り替えられるようになります。

下の写真は上の写真と同じ場所でデジタルズームにして撮影した
ものです。

141227stapa2

デジタルズームというとコンデジではやたらと画質が落ちることが
多かったのであまり好きではなかったのですが、E-M10では元々が
高画質なこともあって、よほど大きく伸ばさない限りは充分に
使えるように思います。

言い換えれば50mmと100mmのレンズを2本持ち歩くのと同じこと
なのでとても便利です。

スタパ周辺のように広々とした風景の中ではこのレンズだけで充分
お散歩カメラとしての役割を果たしてくれるように思っています。

もっと広角がほしいなぁ・・と思うこともあるのですが、広角を
使えば使ったでやたらと腰の引けた写真を量産してしまう傾向が
強いので、しばらくはのこ組み合わせでお散歩したいと思います。

ところでこのレンズ、本当はお散歩用に購入したのではないの
ですがねぇ・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 八ヶ岳の生活, 望遠鏡・機材 パーマリンク

オリンパスE-M10で遊ぶ  -その2- への2件のフィードバック

  1. おはようございます。
    活躍していますね E-M10いいですね。
    2倍のデジタルズームもまあまあですね。
    400mmの望遠鏡+E-M10+2倍デジコンで1600mmですからね
    機材が小型になりますので 月面や太陽、日食、月食の遠征にはいいと思います。

  2. スタパオーナー のコメント:

    西やんさま

    いつもありがとうございます。
    西やんさまも「400mmの望遠鏡+E-M10+2倍デジコン」ですか。
    今日(2/28)の拙ブログで330mmの望遠鏡+E-M10+2倍デジコンの組み合わせの写真を
    VS.PENTAXQとの比較で載せてみました。
    Qで月を撮るのに最適化したシステムなので、デジコンを使うE-M10には少し分が悪いのですが、
    良く健闘していると思います。
    天文趣味の人にはかなりオールマイティーに対応してくれるカメラだと感心しております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください