オリンパスE-M10で遊ぶ  -その5-(月・水星・彗星)

今日も良い天気。

150110fuji

少し雲はありましたが、スタパの上だけはずっと雲がないという
感じでした。

150110hasi

さて今日は「E-M10で遊ぶ」シリーズですが、少し盛りだくさん。

まずはE-M10 VS PENTAXQでの月の撮り比べ第3弾です。

昨晩の月、いつものSHRAPSTAR 50ED+PENTAXQです。

150109moon_Q2139

次にE-M10ですが今回は口径同じで50mmアクロマート、焦点距離
600mmのラプトル50との組み合わせです。

150109moon_OM11012191

よく見比べると今回もE-M10の勝ちです。

階調の豊富さ、コントラストの高さなど前回のSHRAPSTAR 50ED+
2倍バローレンズの組み合わせと同様、E-M10の方が優れています。

初回のSHRAPSTAR 50EDでデジタルズームの組み合わせの時だけ
Qに劣りましたが、デジタルズームによる無理が敗因でしょう。

適正な光学系を組み合わせればQよりもE-M10の方が月を撮るのには
適していると考えて良さそうです。

現状のSHRAPSTAR 50ED+PENTAXQの組み合わせは、ラプトル50+
NIKON1の組み合わせよりも写りが勝っていたのとコンパクトで
あったのでシステムを移行したのですが、PENTAXQもその座を明け
渡すことになりそうです。

ところで今日は夕方の西空に、金星と水星が接近して見える日でした。

E-M10+25mm/f1.8(デジタルズーム) ISO200/F2.8/0.8sec

E-M10+25mm/f1.8(デジタルズーム) ISO200/F2.8/0.8sec

西が行く開けた高原大橋まで出かけて撮影しました。

中央明るい星が金星、そのすぐ右下の星が水星です。

水星は太陽のすぐ近くを回っている惑星ですので、地球から見ると
いつも太陽の近くにいるので、見つけるのが難しいことが多いです。

ここ数日は太陽から少し離れてわりと見やすい位置にいるのと、
そのすぐ近くに金星がいるので、とても見つけやすい状態でした。

空気も澄んでいたので肉眼でもよく見えました。

そしてここのところ天文業界で話題になっているのがラヴジョイ彗星
(C/2014 Q2)です。

スタパではギリギリ肉眼でも見えるほどに明るくなっています。

SHRAPSTAR 50ED+0.8レデューサ+E-M10(35mm判換算528mm/F5.3) ISO3200/60sec×19 彗星本体基準で加算合成 

SHRAPSTAR 50ED+0.8レデューサ+E-M10(35mm判換算528mm/F5.3)
ISO3200/60sec×19 彗星本体基準で加算合成

双眼鏡でもここまでの尾を見ることはできませんが、少しだけ右側に
伸びた感じに見ることができました。

というわけでE-M10でいろいろな撮影形態の天体写真を取ることが
できて楽しかったです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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オリンパスE-M10で遊ぶ  -その5-(月・水星・彗星) への2件のフィードバック

  1. おはようございます。
    E-M10でラブジョイ彗星 よく撮れていますね。
    軽量ですし 35mm換算では2倍になりますので
    100mm程度の望遠鏡に載せても200mm
    ポタ赤に載せるのは最適かもしれませんね。

  2. スタパオーナー のコメント:

    西やんさま
    いつもありがとうございます。
    ラヴジョイの写真の出来は腕というより機材に助けられているという感じですね・・・(^^;)
    E-M10はホントに使いやすくて良く写ってくれるカメラですね。
    小型軽量なので持ち歩くのにも気楽ですし、望遠鏡や架台への負担が軽いのは
    とても大きなメリットだと思います。
    昔からそれほどオリンパスのファンではなかったのですが、ここに来て
    すっかりオリンパスにやられた・・・といった気分です。

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