ラヴジョイ彗星その後Ⅱ

今日も良い天気。

150220yama

昼間は少し雲がありましたが、夜は快晴になりました。

今日もラヴジョイ彗星の写真を撮ろうと思ったのですが、昨日の
反省から、今日はこの望遠鏡で撮影してみることにしました。

150220KX200_20

この望遠鏡、実はもう3年近く前に入手したものなのですが、その後
ほとんど出番がなく、オブジェと化していたものです。
(入手時の記事はこちら)

ラヴジョイ彗星とM76のツーショットを撮影するのに、焦点距離が
1000mm~1500mmで、できるだけF値の小さなものがほしかったのですが、
この望遠鏡はシュミカセですが、F6.3(f=1260mm)仕様の変わり種で
まさにうってつけの仕様だったのです。

150220LX200_20_2

これまで経緯台モードで月を見たくらいで、真面目に赤道儀モードで
極軸を合わせて、写真を撮るというのは初めてでした。

まさにぶっつけ本番でセッティングに少し手間取りましたが、なかなか
よく見えるし、自動導入の精度も凄く良くて(普段使っている40cmより
良いくらいです)、気持ちよく使える望遠鏡だということがわかり
ました。

でもってこれで写したラヴジョイ彗星とM76の写真がこちら・・

Eos6D/LX200-20(D=200mm,f=1260mm)直焦 ISO12800/30sec×4コンポジット 2015.02.20 19:37~19:41

Eos6D/LX200-20(D=200mm,f=1260mm)直焦 ISO12800/30sec×4コンポジット 2015.02.20 19:37~19:41

シュミカセなので周辺像が甘いのはご愛敬として、M76を彗星の
尾がかすめる姿を何とか捉えることができました。

いつものお約束で白黒反転画像です。

150220C2014Q2_1971_75_3

でもさすがに1260mmの長焦点、風によるブレとの戦いでした。

普段ドームの中で撮影していると、あまり風を気にしなくてもよい
のですが、風が当たると望遠鏡はブレるは、寒いはで、いつも
どれほど楽をしているかよくわかりました。

屋外での観測に比べると、ドームの中は天国のようです。(感謝)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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