今日はとても暑い一日。
でも良く晴れてくれました。
さて先日もNAGAMITSU-60MAXI(ナガミツ:D60mm/f1200mm)と遊星号
(D50mm/f800mm)で月の撮り比べをしたのですが、ナガミツの撮影結果が
予想外に良かったので、もう一度撮り較べてみることにしました。
これまでの私の経験上、月の直焦撮影においては口径60mmより50mm
のほうが気流の影響を受けにくく、歩留まりが良く良質の画像を得や
すいと感じていました。
でも先日の月ではわりとコンスタントにナガミツが良い絵を撮って
くれたように思えたのです。
まずはいつもの遊星号
次いでナガミツ
正直なところこのサイズだとあまり違いがわからないです。
ネット上に全景を載せるレベルなら遊星号でも充分かなという
感じはします。
でもこの写真の等倍切り出しでの比較もしてみました。
まずは遊星号(月の南極付近を800×600で切り出しています。)
次にナガミツ
いずれもアンシャープマスク、コントラスト調整をしています。
この比較ではナガミツのほうが1.5倍の焦点距離分大きく写って
その分細かいところまで写っているという感じです。
口径差による歩留まりの変化はあまり感じられませんでした。
それとこの写真は観察会が終わってから撮影したので、月の地上高度が
20°くらいしかない状態での撮影です。
この高度にしてはシーイングは良いほうだな・・・と思いつつ撮影
しましたが、シーイングが良いときに撮影したらもっと差が出る
かも知れません。