火星にダストストーム(砂嵐)

梅雨入りしたのですが、今日は良い天気。

去年は梅雨明け宣言が出るまでわりと良い天気で、その後9月いっぱい雨期だったような記憶があるのですが、今年はどうなるのでしょうか・・・

スタパ周辺ではコアジサイ(上)や野バラ(下)がたくさん咲いています。

さて7月末に大接近を控えているので「火星」ネタが多くてすみませんが、火星面上でかなり大規模なダストストーム(砂嵐)が発生しているそうです。

前にも書きましたが1971年の大接近の時には最接近の少し後に大規模なダストストーム(当時は大黄雲と呼んだ)が発生し小さな望遠鏡では1ヶ月くらいまるで模様が見えなくなる現象が発生しました。

このニュースを聞いて6/5に撮影した火星の写真を改めて見てみると、何と!
発生直後のダストストームが写っているのです。

上は改めて処理し直した写真ですが、矢印で示すあたりの雲が確かに「見慣れない模様だなぁ・・・」と思っていたのですが、どうやら発生直後で広がりつつあるダストストームの一部だったようです。

まだ拡大中で、どのくらい広がるかは分かっていないのですが、今回も1971年レベルだとすると最接近にむけて一番美味しいところで見えなくなってしまうので、あまり大規模に広がらないのを祈りたいです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天文関係, 月・惑星, 自然 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください