ファミスコ-60Sがやって来た その2

今日も曇りのち雨の天候。

さてスタパにやって来て「ファミスコ-60S」、レンズの性能は充分ですが、やはりオール樹脂の鏡筒は使いにくいですし、いろいろな用途での活用や拡張性に乏しいです。

昨日の記事中で比較に使用したアクロマート鏡筒(上の写真で黄色い方)は金属製の鏡筒で、口径も焦点距離もファミスコ-60Sと同スペックですので、ファミスコのレンズのみをこちらに移植することにしました。

純正ファミスコファンの方がいらしたら申し訳ないのですが、見え味の悪い望遠鏡や使い勝手の悪い望遠鏡があると、後先考えずほとんど無意識のうちに修理したり改造してしまう習性なのでどうぞご勘弁のほどを・・・・

というわけで対物レンズのセルを鏡筒から外します。

鏡筒とセルは接着されているのでバキバキ割ながら外しました。

レンズも接着でセルに固定されているためバキバキと割って外します。

この状態でもう元には戻れません・・・・

金属鏡筒からアクロマートレンズ(手前)を外し、ファミスコ-60Sのレンズを装着しようとしたら・・・

なんとファミスコ対物レンズの前玉は一回り大きくできていて金属鏡筒のレンズセルからはみ出してしまうことが判りました。

後先考えずに手が動いてしまうと良くあることです。

まあレンズが鏡筒から落ちたりガタついたりしなければ良いので、セルの内側にスペーサーとして植毛紙を貼り付け、対物レンズが筒先にキツキツにハマるようにしました。

筒先のフードの内側にも植毛紙を重ねて貼り付け、万が一にも対物レンズが脱落しないようにしました。

「FAMISCO-60S」のシールを貼り付けファミスコの遺伝子を受け継いでいることをアピールさせることにします。

これでファミスコ-60S金属鏡筒仕様の完成です。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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