天体望遠鏡入門講座 第四章 4-4(完)

今日は終日良い天気。

八ヶ岳ブルーが眼に心地よいです。

さていよいよ天体望遠鏡入門講座シリーズ最終回です。

第四章 架台

4-1. 経緯台

4-2. 赤道儀

4-3. 自動導入架台

4-4. 経緯台vs.赤道儀

天体望遠鏡の架台として経緯台が良いのか、赤道儀が適切なのか、初めて買うならどちらが良いのかなど悩みは尽きません。

それぞれ目的や用途、得意・不得意が違いますし、使い勝手や値段もだいぶ違いますので、一概に優劣を決めることはできません。

強いていうならば自分1人(あるいは2~3人の少人数)で比較的に低倍率を主体として気楽に星空散歩を楽しむなら経緯台、ひとつの天体を長時間観察したり写真撮影をするなら赤道儀ということになると思います。

赤道儀は(特にドイツ式では)重いですし、極軸の調整が必須で、電源の確保が必要なことも多いので気楽に移動するのが簡単でないことが多く、フットワークは悪くなりがちです。

星を見るということだけを考えるのであれば赤道儀が圧倒的に便利ですし、優れていると個人的には思いますが、最終的には使用目的と機動性を考慮して選ぶというのが結論でしょうか。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天文関係, 望遠鏡・機材 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください