ニューフェイス その3

今日も良い天気。

さてニューフェイスのレビューを続けます。

今日は今回のセットに使用されている三脚(APP-TL130:写真上の黒い方です)についてです。

この三脚ビクセンが2016年ころに新発売したAPシリーズと呼ばれる入門向けを主体とした、組み合わせて赤道儀にも経緯台にもできるシステム架台で向けに開発されたものです。

カメラ三脚メーカーとの共同開発とのことで架頭部を除けばカメラ三脚そのものの構造です。

伸縮がしやすく強度的にも十分です。

ポルタ架台を含めた状態での重量は純正品とほぼ同じ5.3kgですが、純正品よりコンパクトですので持ち運びには便利です。

石突部がゴムですが、ネジになっていて回すと金属製の石突が出てくるので屋外と屋内を使い分けられます。

高さ的には一番伸ばした時にポルタ架台の不動点(上下軸中央)までの高さが約132cm、純正品が137cmに対し5cmほど低いですが許容誤差の範囲です。

また一番縮めた状態のときに約69.5cmと純正品の87cmと比べてかなり短いです。

ただしニュートン式反射望遠鏡と組み合わせて使う場合この短さは好都合で、お子さんにも身長100㎝以上であれば対応できます。(純製品ではお子さんのいる観察会では使用出来にくいです。)

また純正品よりも三脚の開き角が大きいので安定感が良く、特にトップヘビー気味なこのセットには好都合です。

純正品よりもコンパクトで調整幅が大きく、重量的にも強度的にも変わりがないので遠征や出前観測会が多い人にはとてもありがたい製品だと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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