今日も良い天気。
今日のお昼はペンション連合会のお仕事で清里ロックへ
定番のベーコンカレーを頂きました。
さて先日拾った子猫ではなく、スタパに来た古スコを整備しました。
レンズや天頂プリズムを清掃。
ファインダー(手持ちの中でちょうどオレンジ色の物があった!)の追加
微動ネジの清掃・グリスアップ。
アクセサリートレイの追加、24.5mmサイズ接眼レンズの準備などなど・・・
製番から見ると、多分1990年製!
(タキオンというのは存在が疑問視されている未発見の素粒子なのですが、宇宙戦艦の波動砲やエンタープライズ号のワープエネルギーに関わるものとして、あの頃に話題になっていたので命名されたのだと思います。)
とりあえず使えるようになったのでファーストライト。
あまり期待していなかったのです、この望遠鏡、予想外に楽しい。
架台の調整が完璧ではないので、水平方向の微動に大きなバックラッシュと、垂直方向の粗動に(なぜか)大きめなバックラッシュあります。
でも不思議とブレが少なく、100倍くらいで見て微動操作してもスーッと動いて微動ハンドルを離すと1秒ちょっとでピタッとブレが止まります。
鏡筒が軽い事もあるのですが、正直なところポルタA80Mfよりもブレが少ないくらいです。
両軸のバックラッシュのクセさえ慣れれば、かなり快適に操作できます。
星像も充分で、二重星のカストルやアルギエバなどり離角が5”程度のものは明るくても楽勝で見えます。
古い望遠鏡でも保管状態が良好なら、少し整備するだけで充分使えるようになって楽しいです。
こういう望遠鏡を使っていると、天文少年だった頃がなつかしく思い出されます。