今日も良い天気。
今夜は月がもの凄く明るかったです。
さて上の写真はこんな望遠鏡のセットで撮影しました。
Shepstar50ED(D50mm、f330mm)の望遠鏡にNeximage5というCMOSカメラを付けてAZ-EQ赤道儀の上に載せて超お手軽仕様です。
カメラをPCに繋げキャプチャーソフトで読み込みます。
同時に動画を撮るような仕様です。
解像度(=倍率)を変えて繋げた動画がこちら。
赤道儀で追尾すると動きがなくて静止画と変わらないので日周運動で月が動くようにしています。
さて月は様々な天体の中でも段違いに明るいのでとても簡単に写るのですが、星を写そうと思うとNeximage5では全く歯が立ちませんでした。
それよりもだいぶ感度の高いQHY5-ⅡCでもプレセペ星団が下のような写りです。
手持ちの機材ではちょっと感度が足りない感じです。
ちなみにQHY5に付属の2.5mm/f1.2のCマウントレンズを着けて 上のようなセットで撮ると、月明かりの星空が結構写ります。
実は最近、星を見せる業界ではPCやモニターに天体や星空をリアルタイムに写しだし、同時に多数の人に星を見せるという手法が確立されつつあります。
肉眼であまり星の見えない場所でも、モニター上にはハッキリ見ることができたり、大きな望遠鏡を肉眼で見える以上に映し出すことも可能なので、急速に普及しだしています。
スタパでは満天の星空や千万光年の天体を生でご自分の眼(あるいは望遠鏡+眼)でご覧頂くのが基本だとは考えているのですが、肉眼で見るのには条件の悪い日や、望遠鏡を覗くのが難しい人達向けには電視観望もありだと考えています。
そんなわけで本格的に導入する下準備として手持ち機材での検討を始めたというわけです。
電視観望もはじめられたのですね。
お使いのカメラ私も所有していますが結構ヤフオクとかに出ているCCTVのCマウントレンズ(75〜120mm程度)が相性いいいですよ。
(Fも明るいですし)
T-Studioさま
いつもありがとうございます。
じつはAstroberry-Jをお預かりしているラズパイ3にインストールし何とか動かすことができるようになったのですが、各アプリの操作やカメラや望遠鏡との接続など一度にたくさんのことを覚えながら進めなくてはならないようで、なかなか進みません。
根本的な所が分かっていないのかかなりハードルが高いです。
とりあえず分かるところからと、これまで試していないことを経験しながら少しずつ慣れていこうと、この機会にいろいろ進めています。
電子ファインダー用として35mmのCマウントレンズは先日手配したところなのですが、75~120mmですか・・・
少し探してみたいと思います。
オーナー様
Astroberry-Jはラズパイ4用に仕上げてしまったので大きなファイル扱うとメモリ不足になるかもしれません。(電視くらいならいけると思います。)
Cマウントレンズは35mmで手持ち双眼鏡(7〜8度)くらい、100mmで対空双眼(3度程度)の視野角になります。
私は昔のキヤノンのCCTVズーム(17〜102)を2000円位で手に入れました。
35mmは他の機材でも電子ファインダーとして有用ですよ。
(Solverと組み合わせればとても便利、インデックスファイルも入れてあるものだけで足ります。)
使い方は
https://tstudioastronomy.blog.fc2.com/blog-entry-231.html
のその3〜6位をご確認ください。
(冬に伺いたかったのですが、雪に阻まれました。。)
動かすまでがちょっととっつきづらいですが、一つのアプリにまとまっているので確認箇所や操作の流れをある程度覚えると便利に使えますよ。
(軽くてかなり安定しています。)
不明点がありましたらお気軽にお尋ねください。
T-Studioさま
早速ありがとうございます。
ラズパイ3は動きももっさりしているので、いずれ4へのアップグレードを視野に入れつつ、とりあえずアプリの習熟や各種機材とのリンクを試して行きたいと思っています。
まだ先は険しそうですが(汗)、時間だけはありそうなので・・・・
私は肉眼で星が見えづらい東京で、遠征なしで星を楽しむのに電視観望を使っていますが、元々綺麗に星が見える場所で電視観望すると凄そうですね!ワクワクします。
今後の展開を楽しみにしています♪
世の中、同じ趣味を持ち合わせていると同じことを考えていることに思わず苦笑いすることがあります。実は私も今月に入ってから携帯端末を使って気軽に観望できる天体望遠鏡の製作を行っていました。きっかけは先月末にTOCOLという法人から無償で送られてきた6台の組み立て式天体望遠鏡でした。これらの望遠鏡は元々、スマホに装着されているカメラで気軽にコリメート撮影ができるように設計されたものです。このうち1台をワイヤレス化して天体望遠鏡から離れた場所でも携帯端末のモニターで観望できるよう改造しました。天体望遠鏡本体に使われている素材がダンボールなので製作前はまともに見えるのかはなはだ心配でしたが、対物レンズがEDアポクロマートと光学系は本格的な仕様なので撮影してみると意外にきれいな画像を得ることができました。
あっか さま
コメントありがとうございます。
手持ちの機材が電視向けとしては今ひとつなので、どうなるのでしょうか・・・
気長にお付き合い頂ければと思います。
Shu_chenさま
コメントありがとうございます。
段ボールだけどEDアポというのは何とも不思議ですね。
見えればいいのよ! という発想が凄いと思っています。