ASI120MM-Miniで遊ぶ その6

今日、日中は良い天気。

夜も晴れるかと期待したのですが、夜は雲の多い天候になりました。

昨晩は電視観察の師匠であるY澤さん(“Salon de Asteonomy”(旧Macで天体)という電視観察啓蒙サイトを主宰されている)が来て下さり、いろいろレクチャーを頂きました。

わずかの晴れ間だったのですが、デジタル式の高感度防犯カメラを応用した星空鑑賞のデモをして頂きました。

そんな事もあり夏前にいろいろ検討したり、遊んでいた機器の活用を再開することにしました。

まあ、8月の後半からは悪天候が多かったのと、晴れたら惑星祭りという状況が続いていたのですっかりご無沙汰になっていましたので再起動です。

WZO社の天体用CMOSカメラとしては最安のASI120MM-Miniを用いて途中だった電視観察の手法を検討します。

Eos用望遠レンズ(タムロン70-200mm/F2.8)にEos→M42アダプタ+M42→φ31.7アダプタ(ビクセン製)を組合わせASI120MMを取り付けます。

この組み合わせだとセンサーの位置が適正でないため70mmと200mmではかなりピント位置がズレますが、とりあえずどの焦点距離でもピント合わせが可能です。

これにAndroidタブレットを繋げ(以前紹介したアプリ)ASICAPで画像をモニターします。

以前紹介したときには全然使いこなしていなくて、パソコンに繋げるよりできることが限られるという表現をしたのですが、実はかなりパソコンに近いところまで機能が充実していました。

歯車ボタンを押すとビニングなどもできるし、

ピンチで一部分を拡大することもできて、ピント合わせなどはパソコンより便利ですし、とても手軽に使用することができます。

ASI120MMは白黒タイプで画素数もそれほど多くない事もあるのか、とても軽快に操作することができます。

40cm望遠鏡にコバンザメ状に同架して観察会の時に活用したいと思います。(続く)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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ASI120MM-Miniで遊ぶ その6 への2件のフィードバック

  1. T-Studio のコメント:

    一昨日、昨日とありがとうございました。
    今年初の観望小旅行でした。

    天候的に絶望的かと思いましたが、いろいろとお話させていただけたり、オーナー様の40cm望遠鏡での観望、SDI防犯カメラでの観望などが出来て良かったです。
    奥様特製のかぼちゃパイも美味しくいただきました。(よろしくお伝えいただけると幸いです。)
    寒くなる手前に空の状態が良くなってほしいですね。(チェックしたいことが山積み状態です。)

  2. スタパオーナー のコメント:

    T-Studioさま
    この度もご利用ありがとうございました。
    またいろいろ教えて頂き、とても刺激になりました。
    防犯カメラによる電視観察もかなり衝撃的でしたし、ラズパイの活用についてもいろいろヒントを頂いてありがたかったです。
    天候が悪すぎの中、惑星祭りが続いていたので思うように進んでいませんが、ラズパイを活用した電視観察の試行錯誤も再開したいと思いますのでよろしくお願いします。

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