今日は薄曇りの一日。
星の見えない日が続きます。
さてこの夏の天の川クルーズ用として昨日紹介したセットですが、2インチサイズの45°正立プリズムを装着するとバックフォーカスが不足して合焦しないことが分かりました。
天の川クルーズ用としては正立像で見たいので、31.7サイズの45°正立プリズムとセレストロンの8-24mmズームに換装しました。
ハイペリオンズームよりも低倍率端の視野が少し狭くなりますが、必要に応じ広角の単焦点レンズと組合わせて使おうと思います。
2インチシステムだと感じなかったのですが、31.7で昼間の景色でテストしているうちに接眼部を持って鏡筒を振り回すのに、つい接眼レンズ周りを持って動かしてしまうので、少しガタつきが心配になりました。
何か良い方法は無いかとジャンクボックスを漁っていたら、こんな部品がでてきました。
スコープテック「ゼロ」などのアリミゾ金具と架台本体の間に挟み込んで使う操作棒です。(決してシャモジではありません!)
アリミゾ金具を外し、
操作棒を間に挟み込みます。
純正のままの取付け用ビスだと長さが足りないので、M6×20のキャップネジを2本用意して取り付けます。
鏡筒を取り付けるとSE120Sの場合、ちょうど接眼部の近くに取っ手が来て鏡筒を振り回しやすいです。
もともと「ゼロ」自身がとても扱いやすい(鏡筒を振り回しやすい)架台なのですが、この操作棒を追加することによりさらに操作性が劇的に良くなります。
微動棒の長さやツマミ径によっては少し干渉する場合もありますが、昼間風景(晴れていないので)を見ている限りでは100倍くらいでも微動装置の必要性を全く感じないほど「スーッ、ピタッ!」と対象を中心に導けます。
天の川クルーズ用として楽しみな組み合わせとなりました。