OM-D E-M5 MarekⅢ登場 その2

今日は強い北風が吹き寒いですがい天候の一日。

今日もE-M5+ハレマル70Sで月を撮りましたが、シーイングが悪く寝ぼけた画像になりました。

昨日からE-M5の各種設定やら使いこなしでいろいろ弄くり回して遊んでいます。

同機種については発売から3年たっており、多くの方がレビューされているので今さらなのですが、せっかくなのでスタパ視点で少しだけレビューしたいと思います。

人によりカメラを選ぶ基準というのはそれぞれだと思うのですが、私か今回のE-M5を選んポイントは以下です。

1. 機動性が高いこと(コンパクトで雨や雪などの天候を気にせず使える)
2. その機動性を確保しつつ超広角(対角魚眼クラス)から望遠(300mmクラス)まで対応する
3. 星景写真や望遠鏡に取付けて天体写真も何とか撮れる

上で1はコンデジやスマホでも何とかなりますが3は厳しいです。

高級コンデジで1・2を満足できるものはありますが3(特に望遠鏡に取付けての撮影)は難しいです。

フルサイズやAPS-Cのミラーレスだと1・2が厳しいです。

と言うことで使い慣れておりレンズ資産もそこそこあるオリンパス機に落ち着きました。

m4/3機はセンサーが小さいが故のメリットとデメリットを理解して使用すれば普段使いには最高のチョイスだと思っています。

ダストリダクション機能は秀逸でE-M10を7年以上使ってセンサーのホコリで悩まされたことは皆無です。

これはセンサーが小さいが故のメリットのひとつで、フルサイズのEos6Dではこれまでに3回清掃をしてもらっていますし、スイッチを入れる都度ダストリダクションをしないと残念なめに合うことが多いです。)

特に現行のE-Mシリーズは(センサーの小ささを活かした)手ぶれ補正機能が秀逸で、普通(日中)の撮影なら手ぶれ写真を撮るが難しいほどです。

上はキットレンズ(14-150mm)の望遠端(換算300mm,F5.6,ISO200,1/secsec)で月を手持ち撮影し、月の部分のみ等倍にして元画像に貼り付けたもの。

元画像で月はかなり小さいですが、等倍にしてもぶれていないし、オートフォーカスでかなりの解像度で撮れているのが分かります。

上の星景写真は手持ち(三脚不使用!)で写したものです。
(7.5mm/F3.5,ISO12800,6sec)

こちらも三脚不使用、14mm/F2.5,ISO25600,4sec

拡大するとわずかにぶれていますが、とりあえず三脚なしでも何とかなってしまうのがちょっと驚きです。(最近ではスマホでもこれくらい撮れるかも知れないですが・・・)

高感度性能や透明感と言った部分ではフルサイズ機に及びませんが、お気楽星景写真(三脚使用、ISO3200くらいでたっぷり露光?)なら充分実用になりそうです。

もともとオリンパス機は望遠鏡に付けて月を撮るととても写りが良く、軽量なので小望遠鏡との相性が良いのも嬉しいところです。

しばらくぶりに購入したカメラ(ただしCMOSカメラは除く)なのでしっかり遊び倒したいと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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OM-D E-M5 MarekⅢ登場 その2 への3件のフィードバック

  1. T-Studio のコメント:

    オーナー様

    このカメラ、ライブバルブやライブビューブーストなど天体撮影に向いた機能が沢山ありますね。(私も以前購入を考えたことがあります。)

    それらの機能を使って観望するのも面白いかもしれません。

  2. スタパオーナー のコメント:

    T-Studioさま
    ああ〜、たしかにライブビューブーストや、ライブバルブを使えばゲインを大きく上げたり、スタックするのと似たような効果を得られそうですね。
    スマホ接続アプリでタブレットなどの大画面に繋げて見たらナンチャッテEAAが出来ますね。
    いや、そういう発想が全く無かったので今度試してみたいと思います。
    良いアイディアをありがとうございます。

  3. T-Studio のコメント:

    オーナー様

    カメラのHDMI端子からそれらの映像が流れていればPCやタブレット使わなくてもテレビやプロジェクタでも見ることできますね。
    それができれば大人数での観望などでも楽しめそうですね。

    (私が高感度監視カメラにズームレンズとテレビつけて観望しているのに近い状態です。)

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