今日は曇り空の一日、梅雨のはしりかゆっくり下り坂の天候です。
ここのところスッカリご無沙汰だったラプトル50(改)鏡筒。
以前は月の位相変化(満ち欠け)をこれ一本で撮っていたのですが、メインに使うカメラが変わったり、それにマッチするお気に入りの鏡筒を別に用意したりで出番が極端に少なくなっていました。
ここに来て月用のメインカメラがm4/3のE-M5になったっこと、レデューサーと組み合わせるとギリギリEAA用として使えるかも? ということで少し遊んでみようと思った次第。
本来ラプトル50はスコープテック社の初心者向け望遠鏡として架台や三脚、接眼レンズとセットで販売されている製品です。
初心者向け望遠鏡としてはとても丁寧に作られており、かなりよく見える望遠鏡に仕上がっています。
ただし純正のまま写真を撮ってみたいとか赤道儀に載せて使いたいとなると無理があり、少し改造をしないと使いづらいです。
スタパのラプトル50(改)は月の撮影用に色々改造をしてるので、久々にアレコレ遊ぶにあたりどの辺が(改)なのか紹介しようと思います。
いずれの改造も非破壊でドライバーがあれば部品の購入だけで出来るるので試してみてください。
まずは接眼部の換装。
ラプトル50の接眼部は24.5mm径用スリーブですが、カメラを取り付けたり、様々な接眼レンズを使いたいとなるとアメリカンサイズと呼ばれる31.7mm系のスリーブが欲しくなります。
発売元のスコープテックさんも重々承知しているようで同社のネットショップで換装用の接眼部を販売しています。
ビス3本で脱着するだけなので簡単に換装ができます。
31.7mmのスリーブを外すと内側に36mmのネジが切ってあり、重いカメラなどを取り付けるためのカメラアダプターも使えるようになっています。(ラプトル50にフルサイズのカメラを付けるのはバランスや重量的に無理があるのであまりお奨めはしませんが・・)
ラプトル50の鏡筒を末永く使いたいのであれば、とてもお奨めの簡単改造です。(続く)