今日も昼中はやや雲の多い天候でしたが夜は良く晴れてくれました。
さて昨晩はAZ-GTi+Neptune-CⅡをWindowsPCの制御で試験運転。
スタパの屋根に沈みかけたZTF彗星を撮影しました、
最盛期より少し暗くなったようですが何とかこの組み合わせで写し出すことができました。
とりあえず第1の目標は達成できたので、気を良くしてアプリの連携状態の確認などをしました。
具体的には架台制御用のSynScanPro、導入支援用のStellarium、撮像+プレートソルブ用のSharpCapとの連携がうまく行くかの確認です。
まずはZTF彗星から子午線を越えて子持ち銀河M51へStellariumからGoTo、
SharpCap1秒露光でプレートソルビング。
見事ほぼ中央にM51を捉えることができました。
続いて比較的近くの回転花火銀河M01をStellarium・SharpCapの連携で導入
こちらも問題無く撮影できました。
M82とツーショットになるように微調整して撮影しました。
このとき気付いたのですが、SharpCap側でプレートソルビングしたり手動で位置調整をするとその結果がかなり遅れてStellariumに反映されるのです。
体感的には20~30秒の遅れです。
細かい位置調整をStellarium側で頻繁に行うのは無理があるかも知れません。
プレートソルブで中央にしてStellarium側で結果が反映するまで少し待ち、上記の特性を逆手にとってM97の近傍にあるM108との中央付近の星に位置合わせをしてツーショット写真にしています。
子午線を行ったり来たりしてもプレートソルブが正常に働いてくれるのはありがたいです。
今回は動作確認ということもあり、明るい月明かりの中で、ダーク・フラット処理もせず、極軸合わせも真面目にしていない状態での試験でした。
光学系のシャープネスが今ひとつですが、結論として電視観察のレベルなら充分実用範囲と感じました。