散開星団が面白い その13(いっかくじゅう座5)

今日も春霞が濃くて何となく寝ぼけた感じの空です。

上は昨晩の月。

春霞でも雲がある訳では無いし、気温が高いのでセッセと星見。

花粉が多くてグスグス言いながらですが、眼視と電視を楽しんでいます。

そして散開星団シリーズ、いっかくじゅう座がもう少し続きます。

今回はいっかくじゅう座の南端近くです。

南端近くにはわりと派手な星団が多いですが、まずはM天体、M50です。

修行のように暗い星団が続いたのですが、さすがはM天体見応えがあります。

Heat-Shped Cluster(ハート型星団)とかCoil Cluster(コイル星団)という名前が付いていますが、何とでも読み取れます。

M50のすぐ上にはNGC2302-2306-2309という3つの星団が並んでいます。

ただしこのトリオ、2306は存在が見つけられず、2309は微かにモヤ~、2302は微光星がパラリと見える程度の何とも頼りないトリオです。

M50のすぐ下には有名なカモメ星雲(次回紹介)があるのですがそのすぐ東側にNGC2353があります。

アヴェリーの島という名前が付いていますが元ネタが分からないので今ひとつぴんときません。

明暗差の激しい星たちが入り乱れて並んでいる様子が観察できます。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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