月もSharpCapで楽しむ

今日は晴れのち夜は曇り・・・

天気予報では何を見てもほとんど雲の予報がなかったのですが、なぜだぁ~・・・

昨日・今日と2日連続でほとんど星が見えないコンディションでしたが、ときおり雲間に月が顔を見せます。

SharpCapで惑星が楽しめるのが大きな進歩だったのですが、実は(既に紹介していますが)月もかなり楽しむことができるようになっています。

昨日・今日の天気ではSharpCapで月を捉えていると、雲の厚みで明るさがもの凄く大きく変わるのですが、シャッタースピードやゲインを手早く変えながら映すと、肉眼では「かろうじてあそこに月があるかな?」という見え方のときでも下の動画のように流れる雲の中に月を何とか映し出すことができます。

上は今夜、下は昨晩撮影したものです。

かなりコンディションの悪い状態でも何とか観察会を開く事ができます。

もちろん天候が安定していればSharpCapの惑星ライブスタック機能を用いて、ユラユラ動く月をピタリと固定してその場で画像処理をすることができます。

上は一昨日の処理画像で、モニタにこんな画像が浮かび上がります。

下はスナップ撮影で、動画からキャプチャーしたものですが、明らかに解像度が劣るのがわかると思います。

SharpCapの惑星ライブスタック機能で月を撮る場合に「Stabilization/Alignment」タブで「Stabilization Mode」を「Surface」のラジオボタンに切り替えなければいけません。

これを忘れなければ快適に月面のライブスタックが楽しめます。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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