GP赤道儀を自動導入化(Onstep化)する その5

今日は曇りのち晴れで夜は良く晴れてくれました。

さてGP赤道儀自動導入化の続き・・・、

昨日の記事につきいつもお世話になっているT-Studioさまより指摘(というか鋭い突っ込み?)を頂きましたのでかなり修正しました。

ASIAIRを使うときはOnstapアプリを立ち上げる必要は無かったのでした・・・

冷静に考えるとなんてボケたこと言ってるのかって感じです・・・(まあ年だからねwww)

さて今日はWindowsで運用するためのテストを終日していました。

昨日も書いたのですがすんなり繋がるときとそうでないときと、全然再現性がなくて悪戦苦闘していました。

いろいろなパターンでPCやOnstapの立上げ、各種配線やアプリ立上げ・接続の順番をいろいろ試しました。

特に引っかかったのがOnstapをASCOMで接続しようとするとこの画面でOnstapのWi-Fiが止まってしまうことが多かったです。

正常なら上のウインドウまで行くとCOMポートを自動的に認識して接続が完了するのにOnstapのWi-Fiが落ちてしまうのです。

何度も試しているうちにWi-Fiが落ちてもすぐにしつこく繋ぎ直すと正常に接続する確立が高くなることに気付きました。

酷い場合にはOnstapの配線を全て外し電源を投入し直さなければ復旧しないこともあるのですが、手順通りに進めると2回に1回くらい正常に繋がるようになり「そういう仕様と割り切れば何とかなるかな・・・」という感じまでになりました。

ちなみにステラリウムでうまく接続ができればSharpCapではすんなりプレートソルブができるようになりました。

そんなわけで実天テストです。

まあ一度繋がってしまえばASIAIRと同じかそれ以上にサクサク使えます。

寒い中でマウスが使えるのはとても楽ですし、SharpCapのプレートソルブはかなり強力で、強化著しくツールメニューのポイントセンター機能が加わったのがありがたいです。(下の画像)

例によって極望の中央付近に北極星を導入するレベルで撮影してみました。

二重星団、

すばる

30分以上ほったらかしのオリオン大星雲です。

AZ-GTiよりも安定度が高い分安心してほったらかしできる感じがします。

SharpCapだとそのまま月の撮影もできてしまいます。

レデューサーが入った光学系なので解像度は今ひとつですが、星雲星団のついでに撮れてしまうのは電視観察会向けと言えますね。

繋がってしまえば快適なのですが、繋がるまでのじゃじゃ馬状態を考えるとASIAIRでの運用が楽チンかな・・・・と悩ましいところです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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GP赤道儀を自動導入化(Onstep化)する その5 への5件のフィードバック

  1. T-Studio のコメント:

    オーナー様

    現状ZWO社にもINDIサイトにもマウントの接続方法(それどころかどのような対応状況になっているかも曖昧)が記載されていない状態で、ユーザーが試行錯誤を余儀なくされる状態のため、やむを得ないことだと思います。(実際オーナー様の掲載した情報でもアンドロイドであれば繋がりますし、ブログでもそのような接続を行っている方が多いように感じます。)

    ASIAirはINDI部分(マウントのみのようです)自社が設定したカスタムドライバのみになっているようなので、どのように設定したのか説明欲しいところです。。。(私も試してみるまでどのドライバがどのような対応状態になっているのか謎でした。。。)

  2. 大石 賢 のコメント:

    スタパオーナー様

    今回の作例の画像の周辺星像は以前の星像と比べ、格段に良くなっている様に
    感じますが、設定を変更されたのでしょうか。

    光学系は SharpStear50ED(D50/f330mm) +0.5×レデューサー 組合せは
    変わりありませんね。

    架台をアップグレートして追尾精度が向上したためでしょうか。

    このレベルであれば、電視観望の記録として充分です。

    COMSカメラ+31.7mm接眼アダプター+0.5×レデューサー+フィルター
    の順番での接続でしょうか。

    私も試して見たいと思います。

  3. スタパオーナー のコメント:

    T-Studioさま
    ありがとうございます。
    まあマイノリティーな趣味ですし、メーカーも体力不十分な業界なのでそこまで面倒見切れないのかもしれませんね。
    それともアップデートが頻繁過ぎて追いつかないのかな・・・

  4. スタパオーナー のコメント:

    大石さま
    すみません、今回は鏡筒を変更しました。
    せっかくのGP赤道儀なので一廻り大きなものにしていました。
    使用した組み合わせはZenistar66SD(D66/f388mm)+0.8×レデューサー+ASI585MCです。
    レデューサーがAPS-Cサイズに対応しているものなので周辺像が良いのは当然かもしれません。
    説明不足で申し訳ありませんでした。

    31.7mm径の0.5×レデューサーは接眼アダプターの長さで大きく倍率が変わり、長くすると倍率が低く(明るく)なりますが良像範囲が狭くなり、短くすると倍率が高くなり良像範囲が広がりますが暗くなってしまいます。
    手持ちの31.7mmチューブをいろいろ試しNeptune-CⅡで周辺まで何とか使える組み合わせを試し0.6倍の縮小率になるものを使用しています。
    今回もそれを使えばよかったのですが、Zenithstar66のほうにすでに0.8倍レデューサーがセットされていたのでそのまま使ってしまいました。
    無限の組み合わせが楽しめるのはスマート望遠鏡にはない大きなメリットですが、後から何を使ったかわからなくなるのも困りものですね・・・

  5. 大石 賢 のコメント:

    スタパオーナー様

    設定変更について承知しました。

    私もいろいろの組合せを試してみます。

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