梅雨の中休み・・・?
緑がまぶしいです。
さて「双眼鏡で星空」シリーズ・・
今日は双眼鏡でミニ星座を探すというテーマについてお話します。
双眼鏡で星空を眺めていると、ときどきどこかで見た星の配列を見つけてしまう
ことがあります。
以前にもオリオン座の中にあるペガスス座とアンドロメダ座(のような配列)を
紹介したことがあるのですが、実際にある星座や星の配列によく似た星の並びを
双眼鏡の視野の中で探して行くのも、なかなか楽しいものです。
このシリーズではオリジナルのミニ星座を紹介することが多くなるのでは
ないかと思いますが、このようなミニ星座も見つけながら紹介して行きたいと
考えています。
少し前置きが長くなりましたが、今日紹介するのはへびつかい座の中にある
「ミニおうし座」です。
へびつかい座の左側、へび座(尾部)との境界近くにV字型に並んだ星列を
見つけることができます。
双眼鏡で見るとおうし座の頭の部分にあたるV字型の星の並び(このあたりを
ヒアデス星団と呼んでいます)に何となく似ています。
そんな眼で見るとおうしの角にあたるあたりにも星がありますし、スバル(M45=
代表的な散開星団)があるあたりにも、散開星団(NGC4665)があります。
(位置的には少しV字に近くて無理がありますが、双眼鏡で見るNGC4665は肉眼で
見たスバルのような感じがします。)
まあ、そういう先入観で見れば見えなくもないといったレベルかも知れない
のですが、こういったミニ星座探しや、特徴のある配列を探しながら双眼鏡で
星空を眺めると、あっという間に時間が過ぎて行きます。(^_^;)