今日も原村の星まつりに参加です。
天候がいまいち心配ですが詳しい報告は明日以降にさせて頂きます。
今日は本の紹介・・・。
7月10日に天体観測の教科書「星食・月食・日食観測」の紹介をしましたが、
こちらはそのシリーズで 天体観測の教科書「流星観測」(誠文堂新光社刊)です。
原題は「Meteors and Meteorites」(流星と隕石)で、まさに流星と隕石の
観測方法について書かれた本です。
流星観測者達にとってバイブル的な本だったものが邦訳されて出版された
ものなのですが、日本特有の観測事情を考慮した記述や、最新の観測方法や
観測結果が大幅に追補されていて、充実した内容になっています。
「星食・月食・・・」のときにも書いたのですがこういった硬派の本というのは
あまり流行らないので売れないのでは?という心配もありますが、売れるとか
売れないではなく出版してくれた誠文堂新光社には頭が下がります。
(それなりの勝算はあるかも知れませんが・・・)
さてこの本、友人のメトロンさんが私にプレゼントしてくれました。
何とこの本の口絵の一番最初(表紙を開いた)表題のページに、メトロンさんが
スタパで観測をしたときに撮影した流星の写真が掲載されているのです。
どういった形であれ(本当に小さな小さな成果ですが)、スタパが天文学と
その普及に貢献できているということが形として残るというのは、
本当に嬉しい限りです。
本業が忙しい中、地道な努力を積み重ねて結果を出し始めている
メトロンさんに感謝です。