スタパのポリシー -その3-

今日は快晴!  昼間でも氷点下、強烈に寒いです。

 

今夜も月の撮影ができました。

 

下弦が近くなると、月の出がだんだん遅くなり、夜更かししないと撮影が
難しくなってきます。

そろそろ、日付変更線後のアップ(一日遅れ)に切り替える時期かも知れません。

それでは今日の本題。

一昨日はスタパの戦略の具体的なお話しで、「人」、「物」、「金」のうち
「物」として立地(アクセスや周辺環境)について詳しく書きました。

今日はその続きで、建物や設備についてです。

まず建物の外観についてですが、これは素人目にもすぐに星をテーマにした
ペンションであることがわかることが重要と考えました。

ペンションの建物というのは、まあ何となく大きさとか外観などからそれが
ペンションだとわかるようなものが多いです。

スタパの建物も始めからペンションとして建てられたものを中古で購入し
ましたので、それらしい雰囲気です。

これに一目で「星がテーマ」ということがわかるようにするために、天文ドーム
を設置しました。(中身の望遠鏡については後述)

ところでこの「天文ドーム」という設備ですが、一般には「天文台」と呼ぶ
ほうがわかりやすいですが、気象観測施設の「百葉箱」があっても気象台と
言わないのと同じで、単なる天体観測施設を「天文台」と呼ぶのは不適切という
解釈があります。

ただスタパではあえて「天文台」と呼ぶことにしています。

一般的なわかりやすさ重視したほうがお客様に対しては親切ですし、それ以前に
スタパは「日本公開天文台協会」という組織に属していて、天文学の普及の
一翼をになう天文台施設としての自負を持ちたいと思っているからです。

「天文台」のあるペンションという打ち出しがスタパの「物」戦略の大きな
武器であるわけです。

さて、スタパは「天文台」ではなく、「天文台のあるペンション」ですから
(当然ですが)お客様に快適にお泊まり頂けるような設備でなければ全くの
片手落ちになってしまいます。

お客様にとって何が快適か?というのはとても難しい部分です。

人それぞれの普段の生活水準や、人生経験によっても変わってきます。

特に生活水準は20年前のペンションブームの頃よりも大幅に向上しているので
一般的なペンションの施設では陳皮化している部分が多くありがちです。

例えば客室がバストイレ付きでない、エアコンがない、冷蔵庫がない、
シャワー付トイレがないなど、現在の生活水準からすると少し遅れた設備しか
ないペンションが多いです。(もちろんすべて有している施設もたくさん
ありますが・・)

人生経験の豊富なお客様であれば「ああ、ペンションや民宿なんてこんなものさ」
と許して下さることが多いですが、人によっては「こんなにひどい所には二度と
来ない!」ということになってしまうこともあります。

現在の経済情勢で設備投資は難しい事も多いですが、スタパとしては少しずつ
でも改善をして「物」としてのペンション施設を戦略的に優位なものとすべく
「金」を投下して行くべきだと考えています。

もちろん中古ペンションを購入しての開業ですから、設備的に実現が無理な
こともたくさんある(例えばバス付きの客室)のですが・・・

話が少しそれてしまいましたが、基本的なことは・・・

熱くなく、寒くなく、安全かつ快適に過ごせて、気持ちよく眠れる空間。

そして何より清潔な環境を準備することが建物設備としての要だと考えて
います。

話は少し変わりますが、スタパの場合お客様をおもてなしする仕事のすべてを
おかみと私の二人でこなしています。

二人でおもてなしできるギリギリの人数と、一回の星空観察会でゆっくり見て
頂けるギリギリの人数から定員を(原則)12~3名としています。
(もともとの収容人数なのですが・・・)

あまり人数が多いと行き届かない部分が多くなるとか(これについてはアルバ
イトを使えばよいのですが)、星空観察会の時待ち時間ばかりで楽しくない
などの配慮があります。

本当はもっとたくさんの方が泊まれる設備なら、たぶんもっと儲かるのですが、
お客様へのホスピタリティーを考えるとこのくらいの設備がベストと考えた
わけで、トータルバランスを考えた上での戦略的な配慮といえます。(続く)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天文関係, 日記・コラム・つぶやき, 月・惑星 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください