昨晩は牛山さんの映像ライブから帰ると、西空に冬の星座たちが集結していて
冬のダイヤモンドがあまり高くない見やすい位置に見えていました。
下弦前の月が東から昇り西側の風景を照らしていましたので、冬のダイヤ
モンドをバックにたスター☆パーティをうまい具合に写すことができました。
月明かりがあまり明るい満月前後は星がたくさん写らず星景写真としては
あまり面白くありません。
月が下弦くらいのほうが景色と星のバランスがよい露光量になるので、
月明かりを利用した星景写真は半月(=上弦or下弦)前後の月齢を狙うのが
ベストです。
ただ、この月齢のときに狙った風景にうまく月明かりがあたり、星座の位置が
思ったところに来ているかどうかとなると、かなりチャンスが限られます。
そういった意味でこんな構図の写真が撮れるチャンスというのは一年に何度も
訪れることはありません。
月明かりを使った星景写真の醍醐味でもありますが・・・
ちなみに冬の大六角形は7個の冬の1等星のうちオリオン座のベテルギウスを
除いた6個で作られます。
実際の空で見上げると、とても大きな星のつなぎなのでそれほどいびつなことが
気にならないのですが、写真になると見た目以上に歪んだ感じがして、何で
無理して六角形につなぐ必要があるのかと思えてしまうのは私だけでしょうか・・・