今日も良い天気。

少し雲はありましたが、ポカポカでズンズン春が進んでいる感じが
します。

今夜は月が明るくて、少し雲があるので暗い星の観察やあまり天体写真
には向かない夜ですが、二重星を見るのには好都合な夜です。
先日遊星号とSHARP STAR50 ED(以下 SHARPSTAR)の月の比較写真を
アップしたところ、二重星の比較も・・というコメントを頂いたので
いくつかの二重星を見てみました。

遊星号はUWAN7mm(ウイリアムオプティクス)の組み合わせで114倍
SHARPSTARはUWA3.2mm(スカイウォッチャー)の組み合わせで103倍で
見ました。
はじめにふたご座α(カストル)、現在の離角は4.93秒ですが1.94等と
2.92等の明るい連星ですので5cmのテストスターです。
これは遊星号、SHRAPSTARともに難なく分離できました。
次にしし座γ(アルギエバ)、離角は4.47秒、2.22等と3.47等です。
カストルよりも少し近いですが少し暗いのでこちらも両機とも難なく
分離します。
アルギエバはオレンジ色のきれいな連星です。
この二星の見え味に気をよくして、おとめ座γ(ポリマ)に挑戦して
見ました。
離角は1.98秒、3.48等と3.50等の等光二重星です。
口径5cmの望遠鏡の分解能は2.3秒ですので分離できなくても恥では
ないのですが・・・
両機とも星像は点ではなくて、わずかですが伸びているように見え
るのですが、分離して見えているとはいえない状況です。
SHARPSTARに2mmの接眼レンズを使用して156倍見たところ星像は
小判形に見え中央に微かに二星を分かつ薄い影のような線が入って
見えているように見えます。
遊星号にUWA3.2を着けて250倍(超過剰倍率!!)で見たところ星像は
明らかに小判形で、中央にわりとハッキリ二星を分かつ筋が見えます。
超過剰倍率にも関わらず極端な像の悪化がないのは、ある意味凄い
です。
遊星号114倍、SHARPSTAR103倍で木星を見たところ、遊星号のほうが
わずかに明るくて抜けが良い感じがしました。
組み合わせている接眼レンズの性能や相性もあるので、一概に結論を
出すことはできないのですが、今回の組み合わせでは遊星号がわずかに
優勢という感じがしました。
サイドバイサイドで見比べてようやくわかる程度の差ですので、その
差はきわめて僅差で、どちらも口径5cmの望遠鏡として十分な性能が
出ていると言って良いでしょう。
SHARPSTARのコンパクト(F6.6)さでF16の長い遊星号と同等の性能が
得られるというのは、ある意味とても凄いといえます。
一方SHARPSTARの5分の1以下の価格で高級機に一歩も引けを取らない
見え味の遊星号も凄いです。
どちらを選ぶかは、お財布への優しさをとるか、取り回しの軽快さを
取るかなどの価値観の問題だと思います。
というわけで今夜も遊星号で月を撮りました。

今日の月は木星と並んで輝いていました。