SVBONY CMOSカメラ「SV305」を使う その4

今日は晴れになりました。

昨日の雪で八ヶ岳も富士山も真っ白になりました。

今年は恒例の「寒いほどお得フェア」が中止になったため、いつも以上に八ヶ岳南麓が盛り上がらないのですが、清里ロックは1月末まで「カレー全品半額フェア」(1ドリンク制)を開催しています。(ドリンクとセットでオーダーすればカレーが半額になります)

ということで今夜はロックで夕食。

欲を出して(食べきれなくなるので)普段は食べないダブルベーコンカレーを頂きました。

さてSVBONYのCMOSカメラSV305のレビューを続けます。

前回テストしたように、とりあえず月や明るい星雲星団ならばEAAが楽しめそうなことが分かったのですが、他のCMOSカメラと較べてどのくらいの実力があるのかテストしてみました。

手持ちのCMOSカメラ、左からSV305、QHY5Ⅱ-C、ASI120MMを比較しました。

上からSV305、QHY5Ⅱ-C、ASI120MMでいずれもゲインを最大にしたとき適正なシャッタースピードがどのあたりかを探してキャプチャーした画像です。

画素数の違いやカラー/モノクロの違いがあり少し強引な比較かも知れませんが・・・

結果、SV305は188mS、QHY5Ⅱ-Cが79mS、ASI120MMが17.8mSのシャッタースピードとなり、
SV305はQHY5Ⅱ-Cより2.4倍、ASI120MMより10.6倍のシャッタースピードになっています。

モノクロ機種のASI120MMが圧倒的に高感度ですが、SV305は予想以上に感度が低い感じです。

他の2機種よりピクセルサイズが小さいのが原因と思いますが、最大ゲインでも他の2機種より画像の破綻が少ないので、無理なゲイン設定をしない仕様なのかも知れません。

QHY5Ⅱ-Cが6年も前に購入した機種であると考えると少し残念な結果です。

ただし光害の激しい地域ではどちらにしてもそれほど長秒露光ができないので、スタックして加算するのが前提であれば、それほど問題にならないかも知れません。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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