今日はペルセウス座流星群の極大日。
だというのに曇りのち雨の残念な天候。
(昨年はまずまずの天候だったのですが・・・)
お気楽EAA(電視観察)にはコリメートがお奨めという話を以前少ししていたのですが、手持ちのCMOSカメラでは性能的に今ひとつしっくりこなかったので、いろいろ悩んだあげく
PlayerOne社の「Neptune-C Ⅱ」を購入しました。
付属品や使い方の詳しいレビューはすでに公表されている方が沢山いるのでここでは省略し、私がなぜこの機種を選んだかを軸に紹介して行きます。
選択にあたってはASIAIR-Proが活用できるZWO社のASI462MCにしようか最後まで悩んだのですが、EAA特化に割り切りセンサーの面積が2倍あるこちらを選択しました。
製品に付属していたガイドブックにセンサーサイズ大きすぎず小さすぎずEAAにちょうど良い一押しの機種として紹介されていたので気を強くしました。(このガイドブック、おまけですが出来が凄く良いです。)
CMOSセンサーはSony製IMX464、1/1.8型(7.9×4.5mm)で、総画素数:4.2MP、解像度:2712×1538、ピクセルサイズは2.9μmです。
このセンサー可視光よりも赤外域の感度が高いのが特徴で(先日購入したSVBONY社の赤外線パスフィルターと組合わせると)、これまでと少し違ったEAAが楽しめそうなのも楽しみです。(シーイングの影響軽減や人工光のカットなど)
筐体底面にカメラネジが付いていて望遠鏡に取り付けなくても単体でカメラとして使えると紹介されているのですが、Cマウントレンズや一眼レフ用レンズなどの接続用アダプターの紹介が一切なく少し困りました。
実際にはZWO社のアダプターが使えそうなので試してみようと思います。(まだ使えると決まったわけではないので自己責任ですが・・)
Cマウントレンズが取り付けられればコリメート方式でのEAAが楽しめますし、カメラレンズが取付けられれば電子ファインダーなどへの応用が広がります。
従来スタパのメイン機種は冷却式のASI533MCですが1インチ正方センサーで大型なのでお気楽EAAには気が重いのとピクセルサイズが3.75μmで、惑星用にはやや荒いです。
惑星用としてセンサーサイズは大は小を兼ねるのですが、それにしても無駄にデカいので、惑星撮像用としてもNeptune-CⅡが活躍してくれると思っています。
Neptune-CⅡはピクセルサイズが2.9μmと少し小さいですが、ビニング処理で4ピクセルをひとつにまとめると感度が(理論上)4倍になります。
解像度は2712×1538から1356×769に下がりますがEAAでPC画面で見る分には充分な解像度だと思います。(現状サブで使用しているASI120MMと同等の解像度)
あれこれ思い入れを込めて選択した機種、あまり期待すると使い始めてがっかりなんてこともあるので、まあ緩ーく付き合ってみたいと思います。
惑星専用かと思いました。フィルターIR850nmでL画像をとりRGB混ぜるとすごい画像が浮き上がると聞いています。私も欲しいのですが、ここ1年で入手したASI533MCも、QHY5III174Cも使いこなしていないので我慢しています。是非素晴らしい惑星画像も紹介して下さい。
細川さま
センサーサイズが少し大きいので惑星専用に使うにはもったいなすぎると思っています。
ASI533MCとQHY5III174Cをこの1年で購入されたなら、やはりしばし我慢ですね。
(うちもかみさんに文句を言われないかヒヤヒヤしながらです・・・汗)
当面QHY5III174Cでも充分楽しめるのでは?と思います。