今日は終日曇りの一日。
2~3日前の予報ではわりとお日様マークが続くような感じだったのですが、ドーなっているのか・・・・
さて少し時間がたってしまいましたが10月1日にAM5を用いてハイブリッド観察会をしたときに撮影した天体の幾つかを処理したので載せておきます。
当日は良く晴れて、眼視は15cmマクカセのBKMAK150、電視は7cmアクロのハーレーマルチ70SにNeptune-CⅡを組合わせています。
15cmで眼視観察しながら同架した7cmでスタック画像を得て見比べをするという方法です。
まずは旬なアンドロメダ銀河M31
7cmでも15cmの眼視よりも遙かに良く写ります。(ダークの減算すらしていないのでノイズはひどいですが・・)
30秒×5フレームのスタックですが追尾エラーはほとんど気になりません。
フレームごとのズレはアプリ側で調整して重ね合わせてくれるのでほとんど問題はありません。
それ以前にハーレーマルチ70Sの星像が悪すぎて、観察会でPC画面を見るレベルでは全く気にならないです。
気を良くしてぎょしゃ座の散開星団M37
星像の悪さが引き立ちます。
でも星団系は眼視との見比べが楽しいです。
少し遅い時刻にはオリオンも昇ってきたので
ひと昔前なら一般人にはとても写せなかった馬頭星雲がいとも簡単に安い機材で撮れてしまう時代になったと感慨深いです。
そして超定番オリオン大星雲
8秒×23フレーム(計184秒)で見ている間に写る、「3分間クッキング」のような、こんなにイージーで良いの?と後ろめたささえ感じてしまうほどです。
それにしてもハーレーマルチ70Sの星像が悪すぎるので、他の光学系への変更を考えようと思います。
観望会用に同様のシステムを組みたいので大変参考になります。
(もっとも3年以上やれてませんが)
ハーレーの星像悪いかなぁ?と思ってみてましたが、アップだと確かにひどいですね。
中心で十字になるってどういう補正の仕方やねん。
それにしてもまた晴れませんね。
この気圧配置でなんで晴れないんだろ・・・
せろお さま
拙ブログが参考になれば何よりです。
ハーレーマルチの星像は笑ってしまうほどです。
逆にここまで悪いと望遠鏡に縁のない方には「星型」が判りやすくて良いのかも?とか、
玄人向けには「ネタ」として受けるかも?と思ってしまいます。
関東周辺の天候はここ数年ほんとうに雨期と乾期に別れている感じで、10月までは晴れたらラッキーくらいに思っていないとダメかも知れませんね。
大気中の水蒸気が多すぎるような気がしています。