LX200-20 F6.3 鏡筒の銀巻きシートを作る

今日は雨模様の一日。

AM5赤道儀に載せて本格稼働ができるようになったLX200-20 F6.3 鏡筒ですが、鏡筒の銀巻きシートが純正フォークアーム用のままなのでとてもみすぼらしい状態なので新調することにしました。

鏡筒に巻く銀シートは以前にも<光り物はお好き?>で紹介していますが、反射望遠鏡の筒内気流を軽減するのにかなり効果があるのでスタバで使用している反射系鏡筒には基本標準装備にしています。

でもって今回用意した銀シートはこちら。

105cm×180cmの不織布で裏打ちされ周囲にマチの付いたタイプで、アマゾンで890円で入手しました。

100円ショップのエマージェンシーシートでも効果は同じですが、着脱による傷みに弱いので耐久性を重視してこちらにしました。

今回はフードまでカバーする長さで、周囲のマチをそのまま活かす形(105cm×75cmでコの字にマチを残す形)切り出し、ファインダー台座・アクセサリ台座を避ける穴を開けました。

鏡筒への巻き付けは100円ショップのゴムベルト(3本100円)を用いて固定します。

フードまで一体でカバーするとかなりの存在感になり、存在感が増しますね。

銀巻きの効果は保温ではなく放射冷却の軽減です。

鏡筒の外壁からの放射冷却を遮断することにより、それによる鏡筒内空気の対流を軽減するのが目的です。(これ主鏡の蓄熱から発生する対流より遙かに大きいのです)

今回フードまで銀巻きにしたのは、放射冷却の軽減により鏡筒表面温度が外気温より極端に下がることも軽減されるため結露防止効果も期待できる(はず?)と考えたためです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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