散開星団が面白い その2(ぎょしゃ座2)

今日は良い天気。

少しだけ霞んだ感じもしますが、気温が高め&風も穏やかで星見
日和(?)でした。

今日もZTF彗星を見ましたが40cmでも眼視ではかなり厳しかったです。

撮影するとハッキリ見えてくるのですが、眼視だとすぐ近くの恒星の明るさに負けてはじめは視野に入っているのに気付かないほどでした。

ソロソロ見納めかな・・・

さて散開星団シリーズ、ぎょしゃ座編の2回目。

メシエトリオ(M36.37.38)ほどメジャーではないですがStellariumで名前付きで表示される散開星団を紹介します。

まずはじめはY字星団ことNGC1893

この星団、ぎょしゃ座の五角形の中、M38やまが玉星雲の近くにあって、星団自体が赤い星雲に取り囲まれた豪華な眺めです。

もちろん眼視では赤い星雲を見ることはできませんが、何となくY字に並んだ星の配列が見えてきます。

次は凧(たこ)星団ことNGC1664。

星団の中に長い尻尾を着けた菱形っぽい星列を凧に見立てたのでしょうか?

眼視では少し厳しかったです。

本日最後は傷心星団ことNGC2281。

たぶん 傷心=heartbreak の訳で割れたハートマークに見立てているのだと思いますが・・・(見えんこともないこともない・・・てな感じ?)

楕円状の星の配列がたくさんあってとても特徴のある星団ですね。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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散開星団が面白い その2(ぎょしゃ座2) への3件のフィードバック

  1. せろお のコメント:

    メシエトリオ、私は団子三兄弟と呼んでいます
    球状星団ではないけど、双眼鏡だと3個ならんで見えるので

    散開星団も良いですね
    参考にどのような機材で撮られたか教えていただけないでしょうか

  2. スタパオーナー のコメント:

    せろお さま
    M36,37,38はまさに団子三兄弟ですね。
    兄弟とはいえそれぞれ個性の違う眺めで見比べると面白いです。

    撮影にはスタパドームの40cm望遠鏡に同架したビクセンED102SS(D102/f660mm)に笠井製0.6倍レデューサーを着け、CMOSカメラはASI533MCを使用しています。
    3008×3008のピクセルにビニングをかけ1504×1504でゲイン350/8秒露光で32スタック前後(4~5分程度)で撮影しています。
    星団系は長秒露光がいらないのでサクサク写せて楽しいです。

  3. せろお のコメント:

    詳細な撮影データを教えていただき有難う御座います。
    参考にして撮影してみます。

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