やぎ座は逆三角形の形をしていて、「パンツみたい」と言う人もいます。
この逆三角の一番下の頂点の部分にあるω星のあたりを見ると・・・
なにやらフワフワと二つの房のような星列を見ることが出来ます。
ヤギさんが雄だったか雌だったかでどういう名前にするか悩ましいところですが(笑い)、ここでは無難にωの形にも見えますので、ヤギのω星列と呼ぶことにします。
はじめはω星のところにωの形があるなんて、なんて偶然だろうと思ったのですが、冷静に考えるととても不自然なことに気づきました。
ヤギ座にはω星よりももっと暗い星があるのになぜ、ギリシア文字の最後のωが割り当てられたのかとても不思議です。(昔の遊牧民には見えたのかも知れないです。)
やぎ座の中で一番下の星としてその符号が付いたのか、それともここで紹介したωの星列に気付いて付けたのか・・・・
いずれにしても、とても茶目っ気のある符号付けだと思いませんか?