ペガススの四辺形、またの名を秋の四辺形は肉眼アステリズムとしては、秋の夜空の中でひときわ目立ちます。
ペガスス座は北半球では宙返り状態(=逆さま)に見えますが、星座絵がうまく想像できる名作の部類に入る星の並びになっています。
ペガサスの頭から首のあたりを双眼鏡で見ると、頭のてっぺんに当たるθ(シータ)星や、首に当たるζ(ゼータ)星あたりから後になびくように星列が伸びているのがわかります。
まずθ星付近
そしてζ星付近
まるでペガサスが立派なたてがみを風になびかせているような姿を想像できます。
星座を造った昔の人がそれに気付いていたかどうかは不明ですが、天馬ペガサスには立派なたてがみがあるのです。
「ペガサスのたてがみ星列」、できるだけ低倍率で視界の広い双眼鏡で見て頂きたい対象です。
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