りゅう座のα星ツバーンは北斗七星の柄の部分の一番端の星(アルキド)と、こぐま座β星(コカブ)のほぼ中間にある3.7等星の星です。
りゅう座にはツバーンより明るい星があるのになぜかツバーンがα星ということになっています。
これはツバーンが今から5千年前、エジプトでピラミッドが盛んに作られて
いた時代に北極星として使われていたことに、敬意を表してのことのようです。
ツバーンそのものを双眼鏡で見てもそれほど面白くないのですが、ツバーン
周辺の星列をうまくつなぐと・・・
「や座」に非常によく似た星列が出来上がります。
本家のや座よりきれいな矢の形になっていると思いますので、「りゅう座α星(ツバーン)のミニ矢星列」と名づけます。