天の川クルーズをするときのポイントの復習になりますが・・・・
双眼鏡で天の川の中を見るときも、それ以外の場所を見るときも基本的に着眼点は同じで、特徴的な星群星列、面白い多重星がないか、星の色が楽しめないか・・・などを注意しながら眺めて行けばよいのです。
ただ、天の川を条件の良いところで眺めていると、あまりにもたくさん星がありすぎて、そういった着眼点がすっ飛んでしまい、ただただ見入ってしまうことが多いです。
特に星の色については漫然と見ていると、それほどハッキリ認識していないことが多いようです。
はくちょう座にはにきれいな色の対比が楽しめる双眼鏡向けの二重星がありますので紹介しておきます。(6節で紹介した洋書「Binocular Highlights」にも紹介されている星です。)
その星は、はくちょう座31番星と30番星です。
位置はデネブの少し西側。
双眼鏡で見ると明るい31番星が金色、やや暗い30番星が薄い水色に見えて80倍くらいで見たアルビレオ(はくちょう座のくちばしにあり色の対比か美しいことで有名な星です)に似た感じです。
望遠鏡で見ると離れすぎていて面白くない対象で、双眼鏡で楽しむのにはもってこいの二重星です。
デネブ付近やサドル付近の濃い天の川のスタークラウドを楽しんだついでに少し双眼鏡を振って星の色を楽しんでみて下さい。
おはようございます。初めて投稿します。micmacと申します。
今朝5時から明けの明星と夏の星を7×35双眼鏡で眺めました。
夏の大三角をアルタイル、ベガとみて、デネブをみるとその上に美しい橙と青の双眼鏡的二重星が、
これはいいなあ、ABKカタログに載ってなかったら報告しなきゃ、と部屋に戻って確認したら、あららしっかり載ってましたね。さすがスタパオーナー様。
このページは本当に双眼鏡好きにはありがたいですね。