うお座はお誕生日の星座なのでご存じの方も多いと思います。
星座の形としては二匹の魚のそれぞれの尻尾にリボン(ヒモ?)が繋がった姿が描かれています。
神話では神様の親子が魔物に襲われ、川に飛び込んで魚に変身しして逃げるときにはぐれてはいけないのでお互いをリボンでつないだと言うことになっています。
それにしても魚の尻尾にこんなリボンが着いていたら、さぞ泳ぎにくくて、却って魔物に捕まりやすくはないかと心配になってしまいます。
水の中とはいえリボンが派手に揺らめいた絵になっていて、星の並びからすると昔の人はずいぶん想像力が豊だったのかと感心していました。
でも、双眼鏡でこのあたりを見ると、派手に揺らめいたリボンがあながち脚色ではないのかも知れないと思うようになりました。
リボンの星周辺にはたくさんの微光星があって、どんなふうにつなぐかは見る人や空の条件によって変わるかも知れませんが、確かにユラユラ曲がりくねったリボンが見えてきます。
実はこの星座(=うお座)を考案した古(いにしえ)の人々には、この曲がりくねったリボンが見えていたのかも知れないと思えて来ます。
条件の良い時にぜひ「うお座のリボン星列」を楽しんでみて下さい。
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