今回からいよいよ冬の星座から春の星座へと移ってゆきます。
今日はおおいぬ座の東側とも座から、うみへび座に向けての星群・星列を
紹介します。
おおいぬ座の背中のあたりには天の川があります。
いっかくじゅう座のあたりからおおいぬ座の背中の上あたりを双眼鏡で流して見ると意外にたくさんの散開星団が見えます。
ほとんどが恒星が少しぼけたような見え方をするくらいにしか見えないのですが、M46とM47はペルセウス座の二重星団のようにハッキリした散開星団が2つ並んでいて見ごたえがあります。
双眼鏡ですとM46はほとんど星雲状に見え、M47は明らかにザラザラとした星団に見えて個性の違いが楽しめます。
ペルセウス座の二重星団よりも大きめ(=双眼鏡向け)で、勝るとも劣らない眺めです。
条件の良いところでは肉眼でも見付けられるほど明るい天体ですので、見付けるのにはそれほど苦労しないと思います。